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糖質制限「老化説」の問題 主食の異なるマウスでの研究は誤りか - ライブドアニュース

「ご飯、うどん…炭水化物減らすダイエット 60代後半で老化顕著に 糖質制限ご用心」という記事が、3月15日付で日本農業新聞のネット版にリリースされました。東北大学大学院・農学研究科の都築毅准教授(農学博士)らのグループが「マウス」を使って行った試験では、炭水化物を減らした食事を長期間続けると、老化が早く進み、寿命も短くなるというものです。

(中略)

どんな研究においても、手軽なマウスやラットが実験動物として使われやすいのは事実だが、マウスやラットで糖質制限食(高脂肪・高タンパク食)の実験をすること自体が、根本的な間違いだと言わざるをえません。なぜなら、マウスやラットなどネズミ類の本来の主食は草の種子(すなわち今の穀物)だから。

東北大学大学院の実験は単純に、マウスの代謝に合わない(主食でない)糖質制限食(高脂肪・高タンパク食)をマウスに与えて、寿命や老化を観察するという実験にすぎません。

すべての代謝が狂って老化が進み寿命が短くなるのも、言わずもがなです。

(中略)

歴史的事実として、農耕が始まる前は人類皆、実質的に糖質制限食を実践していたのです。

また、ヒトの進化の過程で脳が急速に大きくなり、シナプスが張り巡らされるためには、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)の摂取が不可欠でした。

EPAとDHAは、地上の植物性食品には含まれておらず、動物性食品にしか含まれていません。

したがって少なくとも、肉・骨髄・昆虫・地虫・魚貝……などの高脂肪・高たんぱく食を、脳が急速に発達した20万年前頃、必要充分な量、食べていたことは間違いないでしょう。

このように人類は本来、高脂肪・高タンパク食に慣れているので、糖質制限食の安全性は高いのです。

(中略)

今回のマウス実験の発表は、東北大学大学院の医学系研究科ではなく農学研究科によるものであること、JAグループの広報紙ともいうべき日本農業新聞の記事であることなども割り引いて考える必要があるのかもしれませんが、少し乱暴だったという感は否めません。

反応

糖質制限…老化するのかしないのか、どっちが本当なんだろう。気になりまくってる

こういう指摘も。それを言うなら人間と穀物の関わりだって深いので、糖質抜きも行き過ぎなのかもとは思うけど

まぁ程よくやね

糖質制限を否定する研究など、情報が反乱する中、何が正しいか、自分で判断が求められる時代ですね!

好きなモノを食って死ねばいいんじゃないかな

「糖質制限で老化」は明らかに米業界の息が掛かっている感じだったからなぁ。バイアスしか感じなかった。まぁ米好きな人は米食えば良いんじゃないかな。ラーメンとか甘いものとか糖質は結構取ってるけど、米はもう2年ぐらい食ってないや。