育児参加





出生時に父親に似ている赤ちゃんのほうが1年後に健康 米大学調査 | NewSphere

米ニューヨーク州・ビンガムトン大学の共同研究チームによると、出生時に父親に似ている赤ちゃんはそうでない赤ちゃんより健康的であることがわかった。調査を行ったソロモン・ポラチェック教授は「父親は子育てするうえで重要な存在であり、子どもの健康に影響を与える」とした。しかし、なぜ父親似のほうが健康的になるのだろうか。

(中略)

 同調査は家庭における父親の重要性を示すだけではなく、父親の積極的な育児参加をうながす政策を支持するものだとしている。「子どもが父親に似ているとき、子どもの健康指標が改善することがわかった。おもな要因は、父親が子どもの元へ頻繁に訪れることで、世話や監視する時間が長くなり、子どもの健康や必要な物資に関する情報を収集するようになるからだ」と同教授は説明する。

(中略)

「子どもは父親似のほうが健康的」という今回の調査結果は、母親に似ているか父親に似ているかの遺伝子が原因によるものではない。あくまで父親と子どもの接触頻度といった後発的な外的要因による影響が大きいという結論だ。報告書のなかで同教授は「子どもの健康に対する父親不在の影響はまだ十分に研究されていない」としたが、子どもの健やかな成長が将来の教育、成人時の健康、最終的には労働市場での成功に強く結びついていると主張する。

 父親が育児に参加するというのはシンプルだが、さまざま社会的要因や家庭事情から状況は複雑化している。一人でも多くの子どもが健康的になるためにも親子が自然と触れ合える社会を目指したい。


遺伝的な似ているとは別なのね。どうでもいいけど、産まれたばかりの赤ちゃんに「○○が父親似ですね」とかよく聞くけど、まったく判らん・・・と言ったら「他人に興味ないからやで」と指摘された(笑)確かに