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JASRACが音楽教室から著作権料の徴収開始 バイオリン講師が危惧 - ライブドアニュース

音楽教室での演奏に対する著作権使用料徴収を認めた文化庁長官の裁定を受け、日本音楽著作権協会(JASRAC)による徴収が4月から始まった。

(中略)

「技術や表現方法を教えるのが目的だから、講師が曲全体を演奏してみせることは少ない。一部分を弾いただけで公衆に聞かせたことと同じにされるのは納得できない」。横浜市にある音楽教室でピアノ講師を務める木村よしのさん(34)は、JASRACの決定に今も不満をこぼす。

 子供たちからは話題のアニメの主題歌を弾いてみたいと言われることもあるが、著作権料を今後どのように負担するかは見えない。木村さんは「積極的に取り組めない」という。

 これまで音楽教室は、著作権の切れていない楽譜を教材に掲載するための著作権料をJASRACに支払ってきたが、今回は新たにレッスンでの演奏に対する著作権料が求められている。

 神奈川県小田原市の女性(66)がバイオリン講師を務める音楽教室の場合、月4回(1回30分程度)のレッスンで月謝は9千円。単純に2・5%の徴収料なら、1カ月分の著作権料は225円の計算だ。生徒が全国に約40万人いるとされるヤマハ音楽振興会は、年間約10億円を演奏権として支払うことになる。

 音楽教室の一部では、徴収分を転嫁して受講料を値上げすることが予想される一方、使用料の徴収を嫌い、使う教材や教える楽曲を制限する可能性も指摘されている。

(中略)

著作権法に詳しく、現役ピアニストとして国際コンクールでの入賞経験も持つ橋本阿友子弁護士は、「権利保護と公正な利用のバランスを図ることが重要で、激しい権利主張にはリスクがある。保護をしすぎて著作物が使われなくなれば、作曲家らに著作権料が行き届かなくなるばかりか、文化の発展さえ阻害しかねない。ただ、最終的には司法の判断に委ねるしかないのではないか」と話している。

反応

詳しい人から実際のところについてを聞きたい。この件は特に。

JASRACのニュースについては本当に な感じ… 取れるところから無理して取るのでは無くネット上の違法ダウンロード等の問題に取り組むべき

日本の音楽業界は確実に衰退していく

音楽が「音が苦」になってしまうのも時間の問題。音を楽しめ。楽しませてくれ!そのうち口笛や鼻歌でもgdgd言われそうだ。

前にも書いたけど、徴収できるところを次々と探すJASRACの姿勢が一番の不審点

業態は違うとはいえ、漫画業界が海賊版サイト等で苦しんでいるのに、何も産み出さないJASRACが取れるところから楽してむしり取っているのはどうも・・・