花粉





100年後 花粉ない春に 新品種のスギ、植林進む  :日本経済新聞

春先、多くの人を悩ますスギ花粉が飛ばなくなる日が来るかもしれない。無花粉、少花粉の苗木の植林が進む。スギの人工林は国土の約1割を占め、完全に植え替えるには100年単位の歳月が必要。国民病ともいわれる花粉症の原因を断つ息の長い取り組みが静かに始まっていた。

3月の晴れた日、東京・多摩の森にチェーンソーの轟音(ごうおん)が響き、樹齢60年を超える高さ10メートル以上の巨大なスギの木がなぎ倒された。巻き起こる風とともに枝にぎっしりと付いた黄色い花粉が舞う。周辺にもやがかかるほどの量だ。

 木が運び出され、むき出しになった山肌。梅雨を迎える6月までに植えられるのは花粉をほとんど付けないスギの苗木だ。東京都が2006年から始めた「花粉の少ない森づくり運動」。これまでに都内の杉林約2万ヘクタールのうち、610ヘクタールに少花粉のスギを植えた。花粉の量は普通のスギの1%以下。山林所有者から都が材木を買い取り、伐採・植林までを行う。

 「完成に100~200年かかるが、花粉症対策の一番の近道だ」。石城護・都森林課長は強調する。現在、都内に流通しているスギ苗木のほぼ100%が少花粉のものだという。

反応

うれしいような、うれしくないような・・・100年後なので。

誰か杉のある所に山火事起こそうぜ? 重度花粉症患者として手伝うよ?w

できれば100年前の人たちに先見性と今くらいの科学技術力があればよかったんだろうけどなあ。 と100年後の人たちにいわれるよ。彼らがどんな体質の持ち主なのかしらんけど。。

100年後は遅い。2倍、いやせめて3倍のスピードで実施して欲しい。。。

100年後が楽しみなんよ…

要するに、俺たちが生きている間には根本的な解決には至らないって訳だ。耐えるしかないね。