認知症





「認知症薬」撤退相次ぐ=研究成果乏しく―米製薬大手(時事通信) - Yahoo!ニュース

米国の大手製薬会社が「認知症薬」の研究開発から相次ぎ撤退している。

 巨額の費用が掛かる一方、治療につながる十分な成果が得られず、継続は困難と判断した。ただ、人口の高齢化に伴い患者の増加が予想される中、新薬開発への期待は高まるばかりだ。

 「製品開発や科学的知見で最も強みのある領域に集中する」。ファイザーは1月、認知症患者の6割以上を占めるアルツハイマー病の治療薬などの研究開発を打ち切ると発表した。関連業務に就く約300人を削減。浮いた資金は他分野の研究開発に充てる。

 メルクも2月、期待した効果が得られないとして、アルツハイマー病患者の脳に蓄積する異常なたんぱく質の生成を抑える薬の臨床試験を中止すると表明。同種の薬をめぐっては、先にイーライリリーも新薬の承認申請を断念したほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も今月、安全上の問題が確認されたとして臨床試験を打ち切った。

 米アルツハイマー協会によると、米国のアルツハイマー病患者は570万人に上り、2050年までに約1400万人に増える見通し。米食品医薬品局(FDA)はこれまでに6種類の薬を承認したが、根本的な治療薬は開発されていない。

 大手の撤退が相次ぐ一方、ベンチャー企業の活動に期待する動きもある。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は、アルツハイマー病研究に取り組むファンドや新興企業に計1億ドル(約109億円)を出資。フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)も神経科学分野の研究に資金を提供して新薬開発を支援している。 

反応

介護のことを考えると長生きがいいとは言えないな・・・。
回りもつらいし、本人もつらいはずだ・・・。


認知症と診断されたら、自死できる法律を作って欲しい。

特許期間が短すぎるのが最大の要因だと思う。
莫大な資金と膨大な時間を費やして発売にこぎつけても、たった数年で特許が切れてジェネリックメーカーがお手軽にパクリ放題。
これじゃあ報われないし、短期間で回収しなきゃならないから薬の価格も釣り上がる。
思い切って50年くらいは特許で独占を認めるべきだよ。


完成させたらノーベル医学賞だね。

介護職だが、認知症の薬で進行を抑えられているという実感はまるでない。逆に進行を助長しているように感じる時も多々ある。
診断できない先生が安易に処方する薬ではないと思う。

やはり人間の適切な寿命は70歳前後って神が伝えているのかもね。俺もそこまで生きたくねーよ。