Intel





Intelに高齢従業員を優先的にリストラした疑いが浮上し非難を浴びる - GIGAZINE

アメリカの大手半導体メーカーであるIntelが、2016年から実施した1万人規模の大規模なリストラの過程で「年齢で従業員を差別して高齢従業員を優先的にリストラした」として、強い批判を受けています。

Intelは2016年4月19日に1万2000人規模のリストラ計画を発表しました。計画に際して、ブライアン・クルザニッチCEOは従業員向けに「自発的に退職を申し出た者、会社側判断で選んだ者、双方を人員削減することで目標を達成する」と声明を出していました。

しかし、実際はIntelが年齢の高い者を優先的にリストラ対象に入れ、若い人間を残そうとしたことを示す内部文書の存在がウォール・ストリート・ジャーナルによって明かされました。

一般的にいえば高齢の従業員のほうが給与が高くなる傾向にあり、家族など守るべきものが増えているため、積極的に従業員としての権利を主張しがちです。企業にとってはリストラを行う時、優先的に高齢の従業員をリストラしたいと考えますが、アメリカでは従業員を年齢にもとづいてリストラすることが禁止されています。

ウォール・ストリート・ジャーナルが公表した内部文書によれば、Intelの従業員の年齢中央値が42歳だったのに対して、リストラされた人員のうち、ある2300人のグループの年齢中央値はそれよりも高い49歳だったとのこと。このことから、Intelには、高齢の従業員を優先的にリストラしたのではないかと疑いの目が向けられています。

反応

この法律が間違っとる。 同じ能力なら、先が長くて化ける可能性のある若者を残すのは至極当然。

あーらら、何かとお騒がせ続きだな。

良いことやんと思ったら禁止されているのか

アメリカでは明確に禁止されているのね。今の日本なら積極的にやれとか言われそうだ(笑)