サマータイム





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東京オリンピックでサマータイム導入など絶対やってはいけません。国家公務員には「ゆう活」という疑似サマータイム(国家公務員だけ時間が前倒しになる)が政府から押し付けられているので、サマータイムについて調べたことがあるので少し紹介しておきます。

ドイツで2007年、5万5千人を調査。時刻が1時間前倒しのサマータイムの導入と終了で人間は生体リズムを崩し、睡眠不足、肥満、心筋梗塞などの心疾患、脳血管疾患、糖尿病など生活習慣病のリスクを高め、心の問題にまで悪影響を及ぼすことが分かった。影響は朝型人間より夜型人間で顕著だった。

日本人の睡眠時間は欧米諸国の平均より約1時間も少ない。しかも80%以上の人が夜10時を過ぎても起きている夜型社会だ。サマータイム制度を導入すれば多くの人が睡眠不足になり「睡眠リズム障害」(現在患者数30万人)を新たに発症する人が出る可能性も高い。

日本では現在4~5人に1人が不眠の問題を抱えている。うつ病やストレスに伴う不眠も多く、睡眠不足を放置すると、さまざまな身体的な不調とともに、うつ症状をもたらす。うつ病の増加が社会問題化しているのに、さらにストレス増で人間の生体リズムを崩すサマータイム制度の導入はするべきではない。

ロシアでは、サマータイムの時刻変更期に救急車の出動や心筋梗塞による死者が増加し、「生体リズムに反する」「省エネ効果がほとんどない」との理由から、2011年にサマータイム制度が廃止された。

サマータイムは省エネにも逆行する。午後4時終業のサマータイムでオフィスの電力需要は10%減るが、集合住宅で27%、一戸建てで23%それぞれ増え、全体では4%増となった(産総研の東京での分析)。米国でも暑い時間帯に帰宅し家庭の冷房使用が増え電気使用量が1~4%増えたという報告がある

サマータイムを日本も1948年、連合国軍総司令部(GHQ)の指示で導入したことがあるが、朝早く出勤しても明るいうちに退勤とはならず、長時間労働が増加して労働強化になったという批判が出て4年で廃止された。

フィンランドの研究で、サマータイムが始まる際、1時間のずれに体のリズムが同調するには約3週間かかることや、移行当初は睡眠時間が1時間ほど短くなることなどの影響が明らかになった。

日本人の平均睡眠時間はこの50年ほどで1時間も短くなり、欧米に比べ今は1時間も短い。長時間労働によって多くの日本人はすでにギリギリの睡眠時間に耐えている。サマータイム開始で睡眠がさらに1時間減ると、睡眠障害への「最後の一押し」になってしまう可能性が高く危険だ。

サマータイムが実施されると、特に西日本では、夏場は昼間の暑さが抜けきらないうちに眠りにつかなければならないという問題も生じる。睡眠障害の子を持つ親を対象にした米国のアンケートで、6割以上がサマータイム開始時に子どもの睡眠に影響が出たという結果も出ている。




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反応

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東京通勤圏横浜市民ですらふざけんなと感じる訳ですから、関西始めオリンピック開催に無関係な地域の方がたはとばっちりもいいところなので、サマータイム特措に反対して良いと思います。

これだけの反証が紹介されることもなく 「なんとなく」サマータイム賛成が 五割超えるとか(>_<)

選手、関係者もみんな体調不良になったらどうすんねん。水泳なんか朝8時から決勝、マラソンは朝5時スタート。別にサマータイムにせんでも出来ますやん。

そもそもそんなもの導入しなければ大会が成功しないというなら今からでもオリンピックなどやめてしまえ

東京だけやればいいのに、こういう時だけ全国に押しつけるんだよなぁ。