アホガール





「今のマンガ家って売れても儲からないんですか?」 『アホガール』のヒロユキ先生に聞く、マンガの現状(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

── 「今のマンガ業界は、初版の発行部数が削られて収入源で厳しい状況になっている」というのは本当でしょうか。
ヒロユキ先生(以下敬称略):紙の部数が落ちているのは事実です。でも自分のケースでは初版の部数が「10」とすれば、電子が「5」くらい売り上げているんです。その「5」を乗せれば、入ってくるお金はそこまで減っているとは感じていません。もちろんその時描いてるマンガにもよるので一概にこうとはいえませんが。

 電子書籍はヒキの強いストーリーマンガやエロ、グロが強いと聞きます。僕の作品は一話完結のギャグマンガで、これって電子書籍のジャンルでは弱い方なんですが、それでも2対1にはなっています。

―― 電子書籍でもっと伸びているタイトルもあると。
ヒロユキ:はい。しかも紙では埋もれていた作品が、電子書籍でバナー広告を打つことでガツンと伸びて、紙に売上が跳ね返ってくるパターンもあるようです。紙だけで見ると発行部数は下がっていますが、電子書籍がなかったらそもそも売れなかった作品もあります。売れるマンガの土壌という意味では広がっていると考えることもできるのかな、と。

―― 印税率が10%から下がっているという話もSNSで散見されます。
ヒロユキ:自分は10%から下がったという経験はありません。確かに8%というのは聞きますけど、最近起こった出来事なのか、昔から8%だったのか、僕には分かりません。

 皆さんはご自身の経験を語るので、その人が8%だからといって今8%に下がったのか、昔から8%のままだったのか。1つの意見だけで「最近のマンガ業界はキツい」という言い方は正確ではないと考えます。

(中略)

―― 「単行本は電子じゃなくて紙で買ってほしい」という意見もよく目にします。

ヒロユキ:個人的にはどちらでも、読者が好きな方で買ってくれたらうれしいです。でも電子書籍って数字が上がってくるのが遅いようなんです。紙の場合は売上がすぐ分かるようなので、発売して1カ月で打ち切りかどうか編集部が決めたい場合、紙の方が優先して見られちゃうことは確かにあると思います。

―― 電子の売り上げがすごく良かったのに、紙の結果で打ち切りが決定した後だった……となると悲惨ですよね。

ヒロユキ:さすがにその時は何か救済策があるんじゃないでしょうか。例えば電子書籍が極端に売れている作品があったとして、それが評価にならないわけがないと思うんです。

 初動の評価ができないのは電子書籍市場の過渡期だからで、今後の課題ですよね。出版社によっては僕のところに電子書籍の売上データが来るのは半年に1回ですから(笑)。


電子より紙を買ってほしいなんてアホな状況を早く是正すべき。

アホガールは最後までテンション高めで面白かった。風紀委員ネタがしつこかった感もあるけど。