エモい






2018流行語「エモい」は感性も語彙力も低下させる | BUSINESS INSIDER JAPAN

ヤバいは思考停止、エモイは感性の腐敗

2000年代前半だろうか。ヤバいという言葉が流行った。

問題が起きている状態、期待を超えた状態、予想外である状態など、全てをヤバいと表現する風潮があった。当時中学生だった筆者の周りにもヤバいを連呼する人はいた。どうヤバいの?ときくと「とにかくヤバい」と返ってくる。会話にならない。

コミュニケーションや考えることが好きだった筆者にとっては、この言葉は敵だった。会話が一気につまらなくなるから。ヤバいという言葉は思考するという楽しみを人間から奪う。 それと同じ現象が感性表現においても起きている。嬉しいときも、悲しいときも、切ないときも、エモい。

最近は若い人が自分で「私、コミュ障なんで」ということがよくある。当然だと思う。コミュニケーションの精度は言語化能力で決まる。それにおいて便利な言葉に甘んじ、語彙力を自ら退化させていることに気づいて欲しいと願うのだ。

思考のチャンスを「ヤバい」で失い、感情表現のチャンスを「エモい」で失う。何が残るというのだろう。

反応
「エモい」ってかなり前からあった言葉だと思うけど今更メジャーになったのか、が一つ。あとは、「をかし」や「イケてる」のように「エモい」は 「エモい」なのでは。

思考のチャンスを「ヤバい」で失い、感情表現のチャンスを「エモい」で失う。何が残るというのだろう。
名言すぎる

知り合いの10代女性の話だと、既に「エモい」すら死語になりつつあるらしいけどね

同感。
私自身も語彙力がなくなっています。
感じたこと、思ったことを言葉や文章に表せない。
言葉遊びも下手になったので、ラジオ投稿を再開しようと思ってコンポを買い換えたところ。

自分の感性を表現するなんて複雑すぎるからエモいかエモく無いからでいいじゃん。少なくとも俺は感性を瞬時に表現出来てる人を見た事がない。

エモいの一言にどれだけの複雑な感情が混じってるかわからんのだろう。
受け手の感受性を完全に否定するこのライター、意味がわからない。
受け取り手の多様性を否定すると、ディストピアしか生まれないのに。

そもそも言語化が難しいなんとも言えない感情を「エモい」って表現してるんじゃないのか

言葉は時代と共に変わっていくものだけど、言ってることはわからんでもない。表現の幅が減りすぎなのは気になるけど、元々多すぎたんじゃ?という気もするし。