任天堂






京都新聞|京滋企業トップに聞く - 任天堂 古川俊太郎社長

―スイッチの年間販売目標2千万台に届きそうか。
 「容易な数字ではなく、年末や年明けの動向を慎重に見極めたい。発売3年目に入ると新鮮さも薄れてくるので、ソフトを出し続けることが最も重要だ。外に持ち出せる据え置き機であり、プレースタイルを変えられる点もアピールしたい」

 ―スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」とスイッチを連動させた。
 「スマホはスマホなりの遊び方があり、全てゲーム専用機と連動させる考えはない。任天堂のキャラクターに興味を持ってもらい、ファンを増やすことが目的だ。ただ、スマホゲームはゲーム機のようにソフトの売り切りではなく、配信後のコンテンツ追加で稼働の向上や収益の安定につながる。年間2、3本のペースで配信を続ける」

 ―工作の要素を組み合わせた新機軸のソフト「ニンテンドーラボ」の状況は。
 「販売数は他の人気ソフトに比べて見劣りするのは事実だが、年末にかけて伸びてきた。新しい遊びの体験ができるので、長く売っていくために魅力を伝える手段を工夫したい」

 ―携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の事業はどうするのか。
 「間もなく発売8年目で、初めてゲームをする人が購入層のメインになってきている。3DSは軽くて携帯性に優れ、価格も手頃。スイッチとのすみ分けはできており、ビジネスは継続していく考えだ」


国内サードの大半はSwitchマルチで進んでいるし、海外はインディーが花盛り。噂のSwitchライトで価格を2万円前後まで下げられたら更なる普及が見込めるでしょう。古川社長に関しては、任天堂の父ちゃん坊や2代目って感じなので、健康に気をつけていただきたい。激やせしたら危険。