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特集:ソニーの2019年3月期3Q決算分析(「プレイステーション5」はいつ発売になるのか) | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

ソニーにとっての当面の課題は、いつ次世代機「プレイステーション5(PS5)」を発売するのかということになります。PS5の発売時期が発表されれば、過去のように端境期が生じて一時的にゲーム&ネットワークサービスの業績が悪化する可能性があります(PS5発売予定が発表され、さらには実際に発売されることによって、PS4ハードの買い控えが起こり、PS4ビジネスが急速に減少するが、PS5ビジネスがそれを補うまでには時間がかかるため、谷間が生じる)。過去の事例では端境期は1~2期続き、しばしば赤字になっています。PS4時代の収益力、ソニーのマーケティング能力は過去に比べ格段に強力になっているため、PS4→PS5の端境期に赤字になるとは思われませんが、ゲーム&ネットワークサービスの営業利益が半分以下になるリスクはあると思われます。

 ただし、PS5はPS4以上の高性能とPS4が広めたゲームのネットワークビジネスをさらに拡張するものと期待されます。ソニー製ソフトの投入も多くなる可能性があります。そのため、PS5時代のピーク業績はPS4時代のそれを上回る可能性があります。

 従って、PS5の発売時期が発表されれば、端境期に伴うゲーム部門の業績悪化を懸念して一旦株価が下がるかもしれませんが、その後はPS5ビジネスの拡大期待が株価にポジティブに作用する可能性があります。

 PS5発売時期について私見を述べると、2020年3月期は可能性はないと思われます。2021年3月期は可能性はありますが、高くはないと思われます。2022年3月期以降は可能性は高くなると思われます。従って最短は2021年3月期発売ということになります。

 PS5発売時期は、ゲーム&ネットワークサービスだけでなく、ソニー全体の業績を左右するものです。注目を怠れません(なお、今回の楽天証券業績予想にはPS5発売は織り込んでいません)。


PS4の成功はライバルのXboxOneが勝手にコケただけだからなぁ。結局、ハイエンドコンソール市場そのものはPS4世代で1.5億台クラスでPS3/Xbox360時代の合算2億台弱から減少している。PS5世代は合算1億台前後まで減少すると予想しているし、マイクロソフトが万全の準備をしたらPS3世代のように市場を分け合う可能性も高い。そうなるとPS5の売上げはPS4より半減するかも。