DaysGone






Choke Point | 『Days Gone』海外レビュー

9.0/10 GameSpew
『Days Gone』ほど個性的で、練られたナラティブを盛り込んだオープンワールド・ゲームはちょっと思いつかない。確かにこれは疫病で崩壊した世界についての物語だが、人々、希望、サバイバルについての物語でもあるのだ。希望が持てる時もあれば、心折られる時もある。そこに美しい舞台設定と多種多様なストーリー・ミッションが加わり、特別なゲームとなっている。『Days Gone』は、「ありがちなオープンワールド・ゲーム」を超えたゲームなのだ。

8.8/10 Video Chums
良い点:
・素晴らしいビジュアルと没入感の高い環境
・爽快感のある打撃戦闘
・アップグレード・ポイントが貴重な考え抜かれた成長システム
悪い点:
・殆ど意味がないサバイバル要素
・面白味のない一部のストーリーライン
・やたら口数が多く、会話に違和感を感じることのあるキャラクターたち

8.4/10 Wccftech
良い点:
・美しく探索し甲斐のある広大な環境
・素晴らしいプロット、脚本、演技が生み出す印象的な物語
・非RPGのわりに寿命が長い
・3人称シューティングとステルスを織り交ぜた優れた戦闘
悪い点:
・20fpsまで落ちるフレームレート、細かなフリーズ、クラッシュなど、理想的とは言い難いパフォーマンス
・オープンワールドとゲームプレー・メカニックに革新性がない

7.75/10 Game Informer
コンセプト: Deacon St. Johnは、追い詰められた生存者たちからなる様々なグループが、ゾンビやお互い同士と戦いを繰り広げるオープンワールドを旅する流れ者だ
グラフィック: キャラクターの顔は表情豊かだが、フレームレートは不安定
サウンド: Sam WitwerはDeacon St. Johnを好演しており、グニャグニャの内臓やビチャビチャのガス缶が雰囲気を盛り上げる
プレー性: 打撃戦闘時のカメラといった鬱陶しい部分はあるものの、アイテムも拾い辛い。それ以外の操作性は悪くない
エンターテイメント性: ゾンビの大群から生き延びるのはスリリングな体験だが、物語とオープンワールド構造は二の次となっている
リプレー性: 高め

6.5/10 IGN
1時間以上余計に続く映画のように、『Days Gone』は冗長に感じられる。雑で分かりにくいが、ゾンビの大群との戦闘や息もつかせぬ銃撃戦など、スリリングなバトルが散りばめられているのである。傑作がどこかに隠れているのだが、あてどもないストーリーラインや単調なミッション、個性を加味する細かなディテールが欠落した義務的な要素が多すぎて、埋もれてしまっているのである

5.0/10 GameSpot
良い点:
・ゾンビ世紀末に新鮮で魅力的なディテールを提供するNEROストーリーライン
・キャンプや感染者、大群の制圧は満足感がある
悪い点:
・Deaconには人間的成長がなく、不審な行動にも無批判
・平坦で説得力のないDeaconとSarahの関係性
・ナラティブの多くは唐突に終わるか、結末に面白味や重みがない
・単調なオープンワールド・アクティビティ
・大群との戦闘から興奮を吸い取るテンポの悪さ




ソニーAAAとしては久々の凡作か?フレームレートの不安定さは早急に改善してほしいね。