マジかよ






『FFXIV』リターン・トゥ・イヴァリース完結記念! 秘話満載で贈る松野泰己氏&吉田直樹氏特別対談【電撃PS】 - 電撃PlayStation

――逆に、吉田さんとしては念願の松野さんとのプロジェクトでしたが、仕事をしてみていかがでしたか?

吉田:答えたいことがいっぱいありすぎて、何て言ったらいいんだろう(笑)。ネットとかには「松野は仕事が遅い」みたいな書き込みもありますが、僕は松野さんこそ仕事が一番速いんじゃないかという気がしていて。おそらく、松野さんの筆が進まないときは、こちらの準備なのか決めごとなのかはわかりませんが、何かが足りていないんだと思います。

松野:いやいや、そんなことはなく。単純に酒が足りないだけだったりして(笑)。たしかに禁酒していると筆の進みが遅いという自覚はあります(笑)

吉田:(笑)。全部そろったときの仕事は、ものすごく正確で速いんです。あと、近年の松野さんはシナリオで注目されがちなのですが、ゲームデザイナーとしてもやはり超一流だと感じました。それが最も表れているのが、この対談でも話題に出ていた“コスト感”ですね。「これを使えば取り回しがラクだよね」「昔のアートがあるなら、わざわざ新しく書き起こさず、そのための時間を作り込む時間に充ててクオリティを上げよう」といった部分です。プロットの段階で、打ち合わせをせずとも“ゲームを作る”前提で決められていて、これはもうゲームデザイナーとしての視点がないと書けないシナリオなんです。

 『FFXIV』チームのレスポンスが速いと言っていただきましたが実際は逆で、「ここだけ決めれば大丈夫」というように詰めなくてはいけない部分が少ないから、レスポンスも早くできたわけです。

FF12の時もそう思ったけど、自由にさせたらアカン人なんよね。しっかり管理した方が能力を発揮するタイプだと思う。才能あるから自由にさせてあげたいって気持ちもわかるんだけどね。