ゲーム依存






小野憲史のゲーム時評:ゲーム依存症の疾患認定に思う 「ゲームは善」と言うために… - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 こうした中、WHOによってゲーム依存が疾患として認定されたことはむしろ朗報だと考える。専門的な治療が可能になり、予防対策や治療法の開発などが進むことも期待されるからだ。にもかかわらずゲーム業界が、こうしたゲームの負の側面や対策に目を向けず、市場の拡大だけに注力するのでは、無責任と非難されても仕方がないだろう。

 また、人がゲームに夢中になる仕組みを解明することは、ゲームの可能性を広げる上でも有効だ。すでに知育ゲームやリハビリゲームなども存在するが、応用例はそれだけに留まらない。人が何かに夢中になる行為すべてに、この仕組みは応用可能だからだ。そのためには科学的な見地からゲームプレーヤーの研究を進めることが重要で、いわゆる“ゲーム依存”は有効な切り口となる。

 これまでゲームが社会的な批判を浴びるたびに、ゲーム業界や愛好家から「ゲームは悪くない」と擁護の声が上がってきた。しかし、「悪い」の反意語は「悪くない」ではなく、「良い」だ。「ゲームは善である」と声高に主張できないのは、ゲームが人を夢中にさせる仕組みが、科学的に解明されていないからではないだろうか。今回の改訂を契機に、業界のポジティブな対応を期待したい。


私もゲームファンの一人として「ゲームが悪い」風潮には反抗したいが、ゲーム依存を引き起こすような状況については改善すべきだと思う。ぶっちゃけ、自分がやっているようなゲームは依存のしようがないし、同じゲームと一括りにしないでほしいのだが。