引きこもり






コンピューターゲームの対戦競技、eスポーツなどさまざまなゲームを利用した、引きこもりからの就労支援に金沢市の団体が乗り出している。「ゲーム=引きこもりの助長」という先入観がある中、パズルゲーム「ぷよぷよ」など人気のゲームを通じてコミュニケーション能力を高め、社会復帰を目指すという逆転の発想での挑戦だ。

金沢市の一般社団法人「障害者人材育成機構」が運営する訓練施設「カラフル・金沢」は4月、引きこもりからの社会復帰を目指す人を対象にした就労支援講座に「ゲームコース」を開設した。カラフル・金沢は2016年11月に知的障害者などを対象にしたパソコン講習などを開始。引きこもりを続けた人の生活リズムを整える訓練を行うなど、20~30代を中心に約30人が利用する。

(中略)

利用者は家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」で「ぷよぷよ」やサッカーゲーム「ウイニングイレブン」をプレーしながら攻略方法を互いに話し合ってコミュニケーション力を高めたり、グループワークでゲームのシナリオ作りをしたりしていく。コース新設に先駆け、3月にはインターネット関連会社でゲーム事業も手がける「DMM.com」の採用担当者が来校し、在宅勤務できるテレワークについて説明した。

 ゲームコースを選択した利用者は現在、紙とペン、サイコロを使うゲームの一種「テーブルトーク・ロールプレーイングゲーム」のシナリオ作りに取り組んでいる。引きこもり経験のある20代の男性は「コミュニケーションが取れないと戦略が立てられない。学びの幅が広がっている」。起床したらすぐコントローラーを握るほどの「ヘビーゲーマー」は、今や「自分が知っている分野で見聞を広げたい」と働くことへの意欲を見せ、ゲーム関連会社への就職を希望する。

 別宗校長は「『ゲーム依存を誘発するのでは』という声もあるが、まずは得意分野を肯定したい。その中で通所者の変化を感じられたら」と話している。

反応
こういうeスポーツ推しは何か意図が有りそうで信用出来ないw

ゲーム中毒には効果無いと思うよ。このままじゃヤバイと思わせる何かが必要!

無理があるように思う。 仕事を与えなよ

この取り組みは応援したい。引きこもりを助長すると思われますが、希望は大きい。何故なら、集まった人達は前向きだからです。ゲームは前進するツールに過ぎず、本質は前進です

ウイイレって海外では死んでるけど、国内はこの手の取り組みに潜り込んでくるのでしぶといなぁと。