iPhone






実はiPhone潰し? あまりに厳しい端末割引の制約  :日本経済新聞

6月18日に総務省による有識者会議が開催され「途中解約の違約金1000円」「通信契約とセットの端末値引き2万円」がほぼ決定となった。有識者からは1000円という金額について「不透明な決定プロセスには懸念がある」と指摘があったものの、最終的には「違約金が安価になると料金競争が促進される」として、満場一致で決定された。

市場に大きな影響を与えそうなのが「端末割引2万円」だ。スマートフォンは一昔前までは「実質ゼロ円」、最近でも「実質半額」として販売されてきた。今回の法改正により、通信契約を条件とする割引が一切禁止となる。また、通信契約を条件としなくても、割引は最大2万円までとなる。

(中略)

ここで大きな問題となるのが米アップルの「iPhone」だ。現在キャリアが扱うiPhoneは主として最新モデルだが、一方で2016年発売の「iPhone 7」や「iPhone SE」も併売している。これらの機種は発売から3年が経過していることもあり、発売時より安価に販売され、人気を博している。

しかし10月に法改正が行われてしまうと、こうした数年前のiPhoneを安価に売れなくなる。こうした「古いiPhone」も、キャリアは何度も再調達している。間違いなく「24カ月以内の調達」となってしまう。

また3年近く前に発売された機種であっても、アップルは現在も生産を続けている。アップルが製造を中止したわけではないので「製造中止から12カ月以降であれば半額、24カ月が経過すれば8割までの範囲で割引」という条件も適用できない。

つまり法改正により、iPhoneはいつまでたっても安価に販売できない状態にハマってしまう。

アップルは毎年9月に新機種を発表し、旧機種を値下げして併売している。アップルはブランドイメージを保つため、廉価版のiPhoneを直接出さずに、型落ちを値下げしてきた。日本でも、売れている機種は昨年発売されたモデルではなく、17年発売の「iPhone 8」だったりする。

法改正ではこうした販売手法が通用しなくなる。業界関係者は18日の有識者会議を受けて「これは明らかな総務省によるiPhone潰しだ」と憤る。

反応
iPhoneは今まで散々優遇されてきたからな。

最初っからiPhoneが安く売られているのを、問題視してたと思いますけど

iPhoneというより、10万円超えの各メーカーのフラッグシップモデル潰し。日本は中国の格安スマホ大国になってしまうのか。。悲しみ

まぁ、そう言ってしまえばそういう見方もありますよね。それより今までが優遇し過ぎたってのが問題だと思いますけど。

iPhoneでなければダメってのは10代女性やアップル信者ぐらいだろうし、目を覚まさすにはいいのかもね。