京アニ






京アニ放火、遅れる被害者氏名公表 識者「警察は国民を意識か」「扱いはメディアが判断を」(1/2ページ) - 産経ニュース

京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオであった放火殺人事件は8月1日で発生から2週間。京都府警は亡くなった35人の身元特定を終えたが、いまだに氏名など身元の公表には至っていない。府警が遺族らの心情に配慮し、公表の内容や時期、方法などを多角的に検討してきたためだが、こうした異例ともいえる対応を専門家らはどう見るのか。

(中略)

この段階に至っても犠牲者の氏名公表はまだ実現していない。「一番配慮しないといけないのは遺族」(府警幹部)という考えから、公表の時期をいつにするかや、全員そろって公表するのかどうかなどについて、府警が慎重に検討している点が大きい。

 一般的に殺人事件では、警察は事件の重大性や社会的反響を考慮し、被害者の身元を明らかにしている。刑事部門での勤務経験が長い、ある警察OBは「遺族の意向や捜査への支障を考慮して匿名発表とするケースはあるが、基本的には容疑者、被害者ともに速やかに身元を公表することを前提に動いている」と話す。

 例えば犯人が逃走中の事件では、被害者の身元を公表することで犯人の特定につながる情報がもたらされることもあるからで、元警視庁成城署長で殺人事件被害者遺族の会「宙(そら)の会」特別参与、土田猛氏も「公表に慎重な姿勢を取っているのは、すでに容疑者の身柄が拘束されていることが大きい」とする。

(中略)

報道で被害実態を明らかにして事実を伝えることは重要だが、特に今回は世間の関心が高いため「実名公表によってメディアが遺族に取材に行くことを国民がどう捉えるかを、警察は意識しているのではないか」とみる。

 一方、羽衣国際大の浮田哲(うきだてつ)教授(メディア論)は「インターネット社会では被害者の名前が公表されないままだと、被害に遭っていない人が被害者として挙げられるなど誤った情報が流れる可能性もある」と実名公表がなされなかった際の影響を危惧する。

 さらに「警察が公表基準を明らかにしないまま情報をコントロールするのは危険。基本的に警察は情報を出すべきで、扱い方は各メディアが判断すべきだ」と指摘した上で、「当然メディア側も被害者感情に配慮する必要があり、警察とメディアが協議していく必要がある」と述べ、メディア側の対応も重要だとの見方を示した。

反応
公表する必要ないです。マスコミが騒いでいるだけじゃないの?

そのメディアが信用ならないからこうなってるんだがな。どんだけ特権意識持ってるんだか。

産経の報道が突出して荒れてきている。ネタ切れに焦ってきてるのと違うか?

自宅まで押しかけ、葬儀まで晒すメディアに警察は遺族に配慮するのは当然だよ。

マスゴミの報道姿勢に問題が有るのでは、被害者の氏名公表の必要無し

メディアが識者の言葉を借りて自分の言いたいこと言ってるだけやん。