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松田社長に聞く“ルミナス・プロダクションズというスタジオへの期待と命題” “おもしろく楽しいゲーム体験を届ける”ことを大事にして、ワールドワイドAAAの新規IPを - Luminous Productions

スクウェア・エニックス・ホールディングス代表取締役社長である松田洋祐に、ルミナス・プロダクションズ設立の経緯、期待と展望、また、松田氏が考えるゲーム開発の在りかた、ゲームスタジオがブランドとして個性を発揮することの重要性、エンタテインメントに対する根底にあるマインドを聞いた。

(中略)

-ルミナス・プロダクションズが取り組むプロダクト、IPはどのようなものになっているのでしょうか?そもそも「ファイナルファンタジーXV」の開発チームがベースであったことから、「ファイナルファンタジー」シリーズに連なるものなのかと想像されるところがあります。

松田氏:いいえ、“完全に新規のIP”ですね。
“新規のIPを最新のテクノロジーで具現化する”。これがルミナス・プロダクションズの大きな命題になります。

-規模としては、やはりワールドワイドを視野にしたAAAクラスのタイトルとなりますか?

松田氏:そうなりますね。

-完全に新規のIPを、最先端の技術を使い、AAAタイトルの規模で新しいスタジオで作っていく。ものすごくチャレンジングな取り組みだと感じます。

松田氏:そうですね。常に新しいチャレンジをしていくことが必要です。これは、ゲームビジネスでは常に目指していかなければいけないものです。スクウェア・エニックスも、グループ内の他のスタジオも同様にチャレンジしていきますが、ルミナス・プロダクションズには、また異なる個性とカラーを示してもらいたいのです。

スタジオヘッド荒牧岳志が語る“ルミナス・プロダクションズの今とこれから” 新体制で挑む、ワールドワイドに展開するAAA規模のゲームタイトル開発というチャレンジ、その想い - Luminous Productions

-ルミナス・プロダクションズの現状の規模やおおまかな在籍人数はどれぐらいになっているのでしょうか?

荒牧氏:社員は約130名ほどになっています。プロジェクト数はエンジン開発などのR&Dも含めて複数のラインが動いている状態ですね。

-プロジェクトの中で最も大きなラインは、やはり新規IPによるAAA規模のゲーム開発ですか?

荒牧氏:そうですね。一番人数が多いのは次世代向けの新規IPによるAAA規模のゲームタイトル開発になっています。スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジー』や『ドラゴンクエスト』といった人気タイトルがある会社ですが、ルミナス・プロダクションズは、そこに並ぶような新しいタイトルの開発にチャレンジするという命題を持ったスタジオです。世界で売れる新規IPをしっかりとお客様へ届けていくということが目的ですね。


FF16は開発されていたとしてもルミナスじゃないってことか。