ウメハラ






[TGS 2019]プロゲーマー・ウメハラ氏インタビュー。円熟を迎えつつある氏に,近々の出来事や新たな挑戦について語ってもらった - 4Gamer.net

4Gamer:
 最後の質問になります。年々規模が拡大しているeスポーツ市場ですが,ウメハラさんは何か思うところはありますか。

ウメハラ氏:
 格闘ゲームコミュニティが苦しい時期があったじゃないですか。その時期に無理をしてでもコミュニティの火を消さないように努力をしていた人がいるんです。でも,その人達が今の恩恵を享受しているかというと……そんなことはありません。畑を耕したけど,収穫したのは別の人だった,みたいな。そういうのを見ていると無常だし,切なく感じてしまいます。

4Gamer:
 分かります。

ウメハラ氏:
 個人としての,気持ちはうれしさが7,寂しさが3,くらいの割合です。今現在,自分がその恩恵を十分に受けられているうれしさがある一方で,これから出てくる若い人達は,これからさらに盛り上がるeスポーツの世界しか知らないことになると考えると……寂しさも感じてしまいます。ただ,そんな贅沢は言ってはいけないですよね。本当にただ好きという気持ちで支えてきた人達がいたからこそ,今もまだ盛り上がっている業界なんですから。

反応
現在放送中の大河ドラマ #いだてん で昔のスポーツの土壌を耕した人たちの話をやっていますが、きちんと現代の選手にまでその恩恵が伝わっているみたいなんですよね。e-Sportsでもその歴史は記録して伝えていっても良いのかなとは思います

深い、ていうかこの一言泣けるわ

まぁどのジャンルでも、黎明期に盛り上げた人たちが一線を退いた頃が全盛期ってのはあるよね。