ノーベル






「日本はもうノーベル賞を取れない」歴代受賞者が危惧も“お金とシステム”の問題を抱える日本科学界の“ヤバさ” | AbemaTIMES

日本政府に対して研究費や大学教育についての提言を行っている科学技術振興機構 研究開発戦略センター研究主幹の永野博氏は「研究の大切さというものはなかなか理解してもらえない。毎年ノーベル賞受賞者が言うだけではもはや足りず、日本中の大学の先生が毎日いろいろな人に語りかけるくらいの努力が必要」と話す。

また、ノンフィクションライターの石戸諭氏は、研究~成果が出てからノーベル賞を受賞するまでに時間のギャップがある構図に触れ、「吉野さんも30年前の成果に対して賞がおくられている。では、今の日本で30年後にインパクトとなる研究を出せている人がいるのかというと疑問で、研究にお金が回らなくなっており、投資が少なければ成果も出ないという話」と説明。

 永野博氏は、「日本の科学界は、お金とシステムに“問題”を抱えている」と指摘している。世界の科学研究費を比較してみると、日本はここ20年横ばいで、日本の数倍規模の米国や右肩上がりの中国と比較すると遅れを取っている。そんな中、日本政府は3月、破壊的イノベーションを生み出す「ムーンショット型研究開発制度」を立ち上げた。5年で約1千億円を投じ、失敗を恐れない野心的な研究を後押しする制度だが、世界のトップ企業が1年間に研究開発にかける金額は数兆円規模となっていてなんとも心もとない。

反応
色んな人が同じようなことを言っている…

確かに基礎研究にはお金をかけていないイメージはあります.応用研究は企業の仕事,基礎研究あってこその応用研究.

ノーベル賞ならともかく、中途半端に成果や効率を追求するあまり、日本を支える産業・事業が生まれないことの方が致命的。海外に出稼ぎに行く時代はそう遠くない。

成功するとわかっている研究にしかお金が出ないとかいうね。
成功するかどうか分からないのも含めて研究なんだと思うけど…
いつまで先進国でいられるかな?

過去の蓄積もそろそろ尽きる頃なんだろうなぁ。