ドラクエウォーク






『ドラクエウォーク』人気に潜む3つの懸念。真の覇権ゲームになるには… | 日刊SPA!

今回はその勢いを止めかねない懸念材料をチェックしていきたいと思います。これらを払拭して『ドラクエウォーク』は真の覇権ゲームとなれるでしょうか。

懸念その1:ガチャに対する逆風
『ドラクエウォーク』のヒットの要因のひとつとして、課金バランスの良さを前回挙げました。『ドラクエウォーク』は課金してガチャ(ふくびき)を引く楽しみ方はもちろん、チクチクとレベルを上げていけば無課金でもシナリオをクリアできます。  とはいえ、やはりガチャが収益の柱になっているのは否めないところ。ガチャは海外では「ルートボックス」とも呼ばれ、世界的に規制の動きに向かっています。ベルギーではゲーム内のルートボックスが賭博関連法に触れるという見方が強まり、その影響もあってか任天堂は『ファイアーエムブレム ヒーローズ』のベルギーにおけるサービスを終了しています。『ドラクエウォーク』は国内向けのコンテンツですが、ガチャへの規制や逆風が強まれば『ポケモンGO』との比較もあり、ネガティブな印象を抱かれる可能性があります。

 また、課金バランスの崩壊も気がかりな点。ガチャを中心に据えているタイトルは、新規ユーザーの流入が止まり出した時点で、収益を維持するためにガチャへの誘導を強化するケースがよく見られます。そうなると無課金や微課金ユーザーはゲームを進めるのが困難になり、アクティブユーザーが減少し続ける悪循環に陥ります。

懸念その2:戦闘・シナリオ展開のマンネリ化
『ドラクエウォーク』の根幹は旧来型のコマンド式RPGです。アクションやパズルゲームと異なり戦闘自体に強い爽快感はなく、プレイが上達していく面白さも薄いのがややネックです。キャラがレベルアップしてもそれを上回る強敵が出てくるインフレシステムのなかで、どこまでユーザーのモチベーションを保てるかは手腕が問われます。

懸念その3:リアルイベントの混乱
『ポケモンGO』は、スポンサーイベントや地方自治体と組んでの大規模なリアルイベントも人気です。『ドラクエウォーク』もいずれはこうしたイベントを開催する可能性は高いですが、その際に起こるトラブルも懸念材料のひとつです。  すでに各都道府県でおみやげを4ヵ所集める「ご当地クエスト」システムに関して、ランドマークに設定された新潟のお寺で「アイテム入手目的のみの、無断入山及び返金等のお申し出には応じません」との掲示があったというツイートが話題になりました。 「ご当地クエスト」はウォーキングゲームである『ドラクエウォーク』にとって、新たな展開の種になりうる重要な仕掛け。現実世界とリンクさせることで『ドラクエウォーク』のアイデンティティはさらに強固になりますが、そのぶん起きるであろうトラブルとどう向き合うかは悩ましいところです。

反応
おみやげやフレンド機能自体にももっと旨味がないとある意味がなくなってしまうと思う(´・ω・`)

位置ゲーに強い爽快感を求められてもなぁ

今のところ消費者庁は動かないですが、ガチャ依存の運営体制は、新規ユーザーが途絶えたときに運営が立ち行かなくなる問題を抱えているわけで、如何に広く浅く課金してもらうか・・それを収益の柱とすべきなんですよね。

俺は元から一切課金しませんからね。関係ないし無課金できなきゃ辞めれば良いことだし。

1年後2年後が楽しみやな。見切り早いスクエニもこのタイトルは粘るだろうし。