PS5






ソニーの新型「PS5」が発売決定。待望の8Kハードだが懸念も(bizSPA!フレッシュ) - Yahoo!ニュース

 PS5では「8K解像度」モニタへの対応が謳われている。この「8K解像度」がどれほどのものか、プレイステーションシリーズの歴史と一緒に比較し確認してみたい(ここで言う「解像度」というのは、ゲーム画面を構成するマス目の数だと思ってもらえれば差し支えない)。

(中略)

数字の上では素晴らしいばかりの8K解像度だが、普及の途は遠いように思える。ここ数年、4KのテレビやPC用モニタが順調に値下がりしているのに対し、8Kテレビは型落ち品や中古品でも30万円台半ばを下らない(10月16日時点)。

 しかし値段以上に問題なのは、モニタのサイズである。4Kなら24~30型にも豊富なラインナップがあるのに対し、「8Kテレビ」として売られているのは60~80型が主。一応プロ用途として31.5型の8Kモニタも存在するが、価格帯は大型と大差ない。

(中略)

Switchなら、寂しいワンルームマンションや子ども部屋でも問題なく遊ぶことができる。海外市場は別として、日本のお寒い住宅事情に合致しているのはこちらのように思える。「それならスマホでいい」「タブレットでいい」ということになりかねない難点を抱えてはいるものの、現在のところはコンテンツの魅力がそれを補っている。

(中略)

海外では好調な売れ行きを続けるプレイステーションシリーズだが、日本国内では2000年代半ばから売上を減らし、総出荷台数における国内比率はPS4で1割を切っている。

 PS5登場で「狭い家に暮らす日本人はいよいよ見捨てられた」というのはさすがに穿ちすぎだが、「ラララ・プレイステーション」という陽気なCMで子ども層の取り込みに躍起だった頃と事情が違うのは確かなようだ。

 もちろん、ローンチタイトルの発表を待たずして「次世代ハード戦争」を語るのは時期尚早に過ぎる。8Kグラフィックに対応するハイエンド機がどう活躍するのか、その行方を見守りたい。


PS5の性能で8Kゲームが60fpsで動くとも思えないので4Kがメインになるだろうけど、ソニーが日本市場をさほど重要視していないだろうってのは確実だと思う。