オタク






オタクが「幸せな老後」を送るには?絶対に知るべき「お金の使い方」(山崎 俊輔) | マネー現代 | 講談社(1/3)

ファイナンシャルプランナーで著書『大人になったら知っておきたいマネーハック大全』を刊行した山崎俊輔氏

(中略)

昔、日経新聞電子版の連載で「月に1万円以上つぎ込んだら、お金をかけすぎの趣味と心得よ」というコラムを書いたらすごい勢いで炎上したことがあります。その日のYahoo! のバズワード1位になってしまい、SNSでずいぶんからまれました。

ちゃんと読んでいただければ、「1万円以上つぎ込んでもいい。しかしそれがそれなりの予算となっていることを認識しなければならない」という話であって、「趣味にお金を使うな」と言ったわけではありません。

(中略)

私の友人や後輩にはオタクが多いのですが(私自身もオタクなので「類は友を呼ぶ」ということです)、「好きなアニメのフィギュアを3つ買う」という話があります。いわく「開封して遊ぶ用途」「観賞用に飾っておく用途」そして「保管しておく用途」のため3つ買うのだそうです。

マネーハック的には「フィギュアは買っていい」と思います。趣味は生きがいの要素でもあり、これを全否定する必要はまったくありません。むしろ趣味の予算を削ることばかり推奨するFPのアドバイスは断ってもいいくらいです。

しかし「3つは買わず、残ったお金を自分の老後に繰り越せ」とはアドバイスします。例えばそのお金を老後に向けて繰り越すことができれば「老後に別のオタク消費ができる」ことになるからです。

消費意欲が旺盛な人であれば、「老後に2000万円では足りない」という人もいるはずです。何せ毎月5万円ではなく8万円は使いたいというのなら、年約100万円、30年以上の老後を見据えれば3000~3500万円は「リタイア後のオタク予算」に消えていくことになるからです。

つまり、マネーハック的にいえば「目の前のオタク趣味を削る(ただしゼロにはしない)」ことが「未来のオタク趣味の予算に置き換えられる」ということです。


確かにオタクの老後もオタクだからその時のために残しておけってのは正論かもだけど、そんなのが守れるならオタクになってないんだよな。そもそもが間違ってる。