新納一哉






なぜ新スタジオなのか。「TYPE-MOON」の新スタジオ「studio BB」設立の経緯と開発タイトルの方向性を新納一哉氏にインタビュー - 4Gamer.net

4Gamer:
 桜と言えばEXTRA CCCでは“BB”がキーパーソンになります。スタジオ名はやはりここからに来たものでしょうか?

新納氏:
 あのBBということで理解していただいていいかなと思います。スタジオ名を決めようと思ったときに,TYPE-MOONの名前の下に添える程度の,何気ない名前にしようと思っていたんですよ。スタジオAとか,スタジオBとか。それで「Bだったら,BBにしようかな」という感じで決めました。BBは自分としてもすごく馴染みのある言葉ですし,新しい挑戦をするときにBBという言葉に見守ってもらえるような気がしたんです。

4Gamer:
 studio BB設立の経緯についてはどうでしょうか。

新納氏:
 studio BBの前はスクウェア・エニックスの第三開発事業本部に在籍していたのですが,そこのボスである吉田直樹さん(「ファイナルファンタジーXIV」のプロデューサー兼ディレクター吉田直樹氏)に「TYPE-MOONと一緒にゲームを作りたい」という提案をしていたのが始まりです。

4Gamer:
 あの吉田さんですか! ちょっと面白い組み合わせですね。

新納氏:
 そのころ,自分がディレクターとして携わった「ドラゴンクエストビルダーズ2」の開発がそろそろ終わりで,その次の作品としてTYPE-MOONと共同開発するような企画を提案していました。吉田さんも興味をもってくださっていたのですが,会社としてのタイミングや編成の問題で,時間をかけて立ち上げることはできるが,すぐには始められない,という結論になったんです。それで,どうしようかと真剣に悩みました……。
 というのも,私自身もう40歳を超えまして,引退するまでにあと何本作れるのか……あまり現役の時間は長くないので,本当に作りたいゲームを一直線に作りたいと考えていたんです。ひとまずは違う企画を立てて,またいつの日か,というのを待てなかった。


新納一哉さんは苦労人というか流浪のクリエイターという印象だから、studio BBが上手くいったら旅立ってしまいそうな印象もある。