バイオハザード RE:3






Choke Point | 『BIOHAZARD RE:3』海外レビュー

9.0/10 Game Informer
コンセプト: 敵、パズル、環境を全て作り直したこの3人称シューターでラクーン・シティに舞い戻る
グラフィック: クリーンかつ鮮明で、モンスターのデザインは当然ながらグロテスク
サウンド: アクションにマッチしたサウンドトラックは手に汗握る。銃弾が飛び交っていない時でも、アンビエント・エフェクトやゾンビの唸り声がハラハラさせてくれる
プレー性: 前作同様、肩越しガンプレーは爽快。残念ながら、避け動作は少々不安定
エンターテイメント性: またしても素晴らしいリメイクであり、ゲームを通して容赦なく追ってくるネメシスは恐ろしい敵だ
リプレー性: 高め

このリメイクでカプコンは、シリーズで最も人気のない作品を見事に改善してみせた。『BIOHAZARD RE:3』はよりアクションに重きを置いているため、じっくり考える暇が減っているものの、凄まじいスリリングなライドに仕上がっている。ネメシスが初めて壁をぶち破って登場した瞬間からバクバク言いだした私の心臓は、最後のクレジットに到達するまで落ち着くことはなかった。

9.0/10 GameSpew
ハラハラドキドキで言えば、『BIOHAZARD RE:3』はシリーズ最高のキャンペーンかもしれない。細かな作業は少なめで、どんどん先に進むことができるのだ。アクション寄りなのは確かだが、たまに恐ろしいほど緊迫する場面もある。

8.5/10 DualShockers
Mr.Xや警察署がゲーム史上最も好きなだけに、私は『BIOHAZARD RE:2』の方が好きだが、『BIOHAZARD RE:3』は諸手を上げておススメできるし、このリメイクの方が好きだというファンが沢山いても驚かない。ジルを再び操れる興奮を上回るのは難しい。どちらの作品が好きであっても、『BIOHAZARD』フランチャイズが完全復活を果たしたのは嬉しい。カプコンがこの勢いを持続してくれることを願いたい。

4.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・最高の雰囲気と恐怖
・面白い多彩なロケーション
・数が増えた敵とアクション
悪い点:
・狭い空間に追い込まれやすい
・少々がっかりなネメシス
・前作より底が浅い

再び楽しめるこのリメイクは、アクションこそ見事だが深みに欠ける

7.0/10 Metro GameCentral
良い点:
・素晴らしいグラフィックと楽しいアクション
・一番予定調和な場面ですら楽しめる
・充実したマルチプレー体験を提供するレジスタンス
悪い点:
・前作を焼き直すことが優先され、活用されていないネメシスとラクーン・シティ
・平凡な物語とキャラクター
・怖くない

そもそもオリジナルが問題を抱えているが、この残念なリメイクは『BIOHAZARD 3』をさらにつまらなくしている。




大手メディアでも評価はわかれる。「元々面白くない作品」を改善したという見方もあれば、更に悪くしているとの声もあるし、賛否って感じやなぁ。バイオシリーズはオリジナルの1作目しか知らなかったけど、バイオ3が今まで埋もれていたのもそれなりに理由はあったんやな・・・と。