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日本の漫画はオワコン化している!? 急成長する中国・韓国の漫画市場でサバイブするカギは「縦スクロール漫画」 - TOKYO FM+

佐渡島:実は日本の漫画って、世界的に終わりだしているんですよ。

高須:ええっ!?

佐渡島:今は「鬼滅の刃」(集英社)が圧倒的に売れていて、大手出版社は過去最高益を出しているんですね。だから出版業界の人は、あまり“終わっている”と思っている人は少ないと思います。たとえば、中国で1番読まれている漫画は、約1億5,000万ダウンロードぐらいあるんですよ。

高須:えー! すごいねぇ。

(中略)

佐渡島:中国や韓国の漫画って、“日本の作品のパクリ”って言われていたじゃないですか。今や、独自の路線に進んでいるんですよ。縦スクロールの漫画で、オールカラー。最初は縦スクロールの漫画って、“漫画をただ縦にしただけじゃん”って思っていたのですが、違いました。表現方法が違う。

高須:“中国が好きな漫画の表現”ってあるのでしょうか。

佐渡島:物語の型自体は同じですね。縦スクロールの漫画って、情報を摂取する時間の速度が違います。小説だと5時間から10時間ぐらいは読む時間がかかりますよね。漫画の単行本だと、30分ぐらい。縦スクロールの漫画だと、もっと速いんですよ。

高須:なるほど。

佐渡島:そして、その速さで理解できる物語じゃないといけない。

高須:スッと話が入ってこないとダメなんですね。

佐渡島:そうなんです。縦スクロールの漫画に出てくるキャラクターの数は少なくなっています。

高須:減らしながら、キャラクターたちが目立つよう工夫をする。それが日本よりも優れているということですね?

佐渡島:そうです。韓国は10年間、中国は5年間、技法を磨いていますね。日本の漫画家は、“モノクロの見開き漫画のほうが優れている”って、今も思っていますよね。そして、読者もそう思っている。だけど、それじゃあ世界進出はできないんですよ。

高須:そうかぁ。ストーリーだけじゃない、“プラスアルファ”がいるんですね。

※佐渡島氏は、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)など、さまざまなヒット漫画を世に送り出してきた敏腕編集者。

反応
外人に好きな日本の漫画アニメを聞くと未だにドラゴボ、セーラームーン、キャプテン翼が返ってくる時点で分かるよね

そもそも外人向けに描いたもんでもねーだろ

で中韓産のヒット漫画は?

十年以上前から言ってたけどな。

カラーの縦スクロールが多くなったのは、そういうことなのかー。

こいつスパイだろ

この人前々から日本マンガはオワコンって言ってなかったけ。