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ソニーのゲーム事業「巣ごもり効果」で“地獄”から“天国”へ PS5抜きでも(河村鳴紘) - 個人 - Yahoo!ニュース




◇PS5の価格と目標計画数 決まっている
新型コロナの猛威は続いており、まだ巣ごもり需要は続くでしょう。今回の決算を見る限り、次の2020年7~9月期(2020年度第2四半期)も好調が続きそうです。現在、元寇を舞台にした侍の活躍を描いたゲーム「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」がヒットしていますが、同作は7~9月期に計上される数字です。そこに「プレイステーションプラス」の数字が乗り、さらなる会員数の増加も望めそうです。

そして2020年10~12月期(2020年度第3四半期)になると、計画通りならPS5が売り出されるわけです。今年5月の段階では、コロナを理由に2020年度(2020年4月~2021年3月)の通期予想の公表を見送っていましたが、今回発表されました。ゲーム事業は、売上高は2兆5000億円、営業利益は2400億円を予想しています。

売上高は前年度から5000億円以上伸びるのに対して、営業利益が伸びない理由は、「PS5導入にかかる販売費及び一般管理費の増加」と「ハードウェアの売上原価率上昇」となっています。シンプルに言うと「PS5の利益が薄い」ということです。さらに言えば、既にPS5の価格と目標計画数が、内々では決まっているわけですね。当然ではありますが……。


いずれにしても、PS5の発売開始までの売上高と利益の見通しも立ったため、「魔の今年度(2020年度)」は乗り切れるでしょう。むしろ、PS5抜きでも、それなりの数字を作れてしまえそう……と思えるほどです。今後のポイントは、巣ごもり効果の需要がどこまで続くかといえそうです。


5224億円増は通期なので、Q1の1486億円を引いて3738億円。Q2見込みがわからんけど、PS5関連の売上増は3000億円ぐらい見込んでる感じなんかな。もちろんゲームソフトやPSN関連の売上増も含まれているだろうし、PS4関連も絡んでくるので数字から単純にPS5の価格や台数は予想出来ないけど。

まぁPS3ロンチまでの時代と違ってコンソールの逆ザヤ販売とか株主が許してくれるような状況でもないでしょうし、少なくともソニーは「相手の様子をうかがって」なんて余裕はないと思われます。それでもライバルが予想以上の高値を付けてきたら、それより割安程度の価格にして少しでも利益を稼ごうとか考えているのかもだけど。