おもろ






西川善司の3DGE:PS5の作り方、教えます。メカ設計担当者に聞いたこだわりの内部設計




鳳氏は,筐体デザインや内部構造設計,とりわけ冷却設計のスペシャリストであり,CEDEC 2014では,「PlayStation 4」(以下,PS4)の内部構造について解説した講演「PS4の作り方。PS4の中身を大公開!」を行ったこともある


M.2 SSDは異なる基板サイズの製品がいくつか存在している。どの程度まで内蔵できるのだろうか。
鳳氏:PS5では,M.2 SSDとして一般的な幅22mm,全長30mm/42mm/60mm/80mm/110mmの基板サイズに対応しています。SSDモジュールを固定するスタッド(柱)とネジは,SSD増設スロット部分に最初から組み付けられています。

細かいことだが,M.2 SSDの中には,ヒートシンクを装着した製品もある。そうしたSSDを増設スロットに搭載する場合の注意点はあるのだろうか。

鳳氏:ヒートシンクの高さが,基板面から高さ8mm以下であれば収納できる物理設計になっています。増設スロットには,金属製のカバーが付いていますが,こことの接触をなるべく避けたほうが望ましいです。

(中略)

また,PCIe接続に対応したM.2 SSDは,高負荷時の発熱が大きな問題になることがよく知られている。PC用マザーボードには,M.2 SSD用のヒートシンクを備える製品もあるが,PS5ではどのような工夫を採用しているのだろうか。

鳳氏:増設用のSSDスロットに対して,排気孔を2カ所用意しています。増設用スロットは吸気ファン付近にあるので,排気孔から負圧で熱を吸い出す構造になっています。


スタンドによって縦置きと横置きに対応するPS5だが,置き方によって放熱性能に差は生じるのだろうか。
鳳氏:これはよく聞かれる質問です。設計者の立場から言わせてもらえば,縦置きと横置きで冷却性能に違いはありません。「縦置きの方が煙突効果によって放熱効率は高いはず」と考える人もいるとは思います。しかし,アクティブファン(電動ファン)が組み付けられた冷却システムにおいて,煙突効果は測定誤差レベルです。横置き,縦置き,どちらでも仕様通りの性能で動作します。個人的には「PSロゴ」の天地が正しく見える縦置きが好きですけど(笑)。

(中略)

最後に鳳氏から,PSファンに向けての言葉を頂いた。

鳳氏:欲しい人に行き渡るように,工場フル稼動で生産しています。頑張って作りましたので是非ともお買い求め下さい!


気になる部分だけ抽出したけど、面白いインタビュー記事なのでどうぞ。