原神






中国発の「原神」は、“ゼルダのコピー”には終わらない面白さを秘めている:ゲームレヴュー | WIRED.jp


欧米のゲーマーやゲームデヴェロッパーは、中国企業が「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ、PUBG)」や「フォートナイト」といった人気タイトルそっくりなゲームをつくることを長らく批判してきた。インディーゲームのなかには、リリース前にコピーされるようなものもあったほどである。そんなわけで中国のゲーム、特にモバイルゲームというと無条件に偏見をもたれ、多くのタイトルがそのまま拒絶されてきた。

ところが「原神」は、そんな偏見を多少は払拭してくれるはずだ。「ブレス オブ ザ ワイルド」のアニメ風模造品ではない。キャラクターを前面に押し出した、面白すぎてプレイする手を止められないほど魅力的なアドヴェンチャーゲームなのだ。「原神」は率直に言って素晴らしく、プレイしてはいけない理由は見当たらない。



ここ数年で、批評家たちもそうしたゲームを「模倣作」と呼ぶことをやめ、それぞれに違いがあることを受け入れ始めている。中国のモバイルゲームに見られる模倣の歴史には、同国でAAAタイトルが長年禁止されてきたことや、さまざまな著作権条約という別の根本的な原因がある。とはいえ欧米のゲーマーたちも、以前ほどは中国産ゲームに厳しい目を向けなくなってきた。

「原神」というゲームはどこをとっても、プレイヤーをとにかく楽しませるようにつくられている。もちろん課金しなくても大丈夫だ。罪悪感さえ捨ててしまえば、キャラクターたちを愛でる「ブレス オブ ザ 俺の嫁」としても、セロトニン分泌されまくりの無料RPGとしても、すべてがツボにハマるゲームが楽しめるだろう。


どちらもやってないけど、数多くのゲームをやりこんだコアゲーマーな知人たちも楽しんでいるから優秀なゲームなんやろうな。