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プレステ5の品薄&抽選販売はいつまで続く?新型ゲーム機が“すぐに買えない”本当の理由

 クリスマスや年始にPS5で遊ぶことを楽しみにしていたゲームファンは悲嘆しており、子どもにPS5をねだられたが手に入れることができなかった大人もいるだろう。なぜPS5はこんなにも買えないのか。そして、品薄の状況はいつまで続くのか。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏に聞いてみた。

「1994年に初代が発売されて以降、歴代のPSは発売初日から爆発的に売れて品薄になるという状況が、もはや恒例になっています。PS5も、あと半年以上は抽選販売が続くでしょう。コロナによって事情が変わることもあり得るので、下手すると2021年末ぐらいまでは店頭に並ぶことはないかもしれません」(安蔵氏)

(中略)

現在、ゲーム機メーカーは数年おきに最新のハードを世界市場に投入し、ソフトを売っていくというビジネスモデルを展開している。しかし、販売店にとっては、新たなハードが発売された瞬間に旧世代機の周辺機器やソフトが在庫化してしまうリスクを抱えることになるのだ。

「現実的な解決策として、次世代機くらいからは、メーカーの直販だけになるかもしれません。そして、ソフトもダウンロード販売のみ。そうなれば欲しい人にだけ届いて、品薄が解消されると思います。転売屋が跋扈(ばっこ)する状況を見ると、そういう形がこれからの常識になっていくのかもしれませんね」(同)

 欲しいときに手に入らないという状況は、メーカーが思う以上に消費者にストレスを与えている。今PS5で遊べなかった子どもが、今後もゲームファンであり続けてくれるかどうか。メーカーには、そのあたりの心情も考えて、きちんと需要に合わせた供給ができるようにしてほしいものだ。


メーカー直販のみってのはさすがに乱暴すぎるかもだけど、PS5ロンチの時でも散々指摘されていた「PSN情報からコアゲーマー優先販売」等をソニーがやらなかったのは批判されるべき。小売の反発とか気にした結果が日本のPS5ロンチ大失敗やからね。海外でも台数だけ出て盛り上がってる感じが伝わってこない。