ハマった楽天・田中将大投手「限界っす……」:「ウマ娘」が競馬ファンを虜にした理由 - GJ

「様々な練習やイベント、試合を乗り越えて1人のオリジナル選手を育てて行くのがパワプロ(実況パワフルプロ野球)のサクセスの面白みですが、『ウマ娘』はそういった育成ゲームの良いところを強く踏襲しているところがあります。

練習に付き合う仲間(サポートカード)がいて、それらと練習を繰り返すことで友情タッグトレーニングのような効果抜群の練習ができたり、ポイントを貯めて新たなスキルを覚えたり……さすがにレースは見守ることしかできませんが、パワプロファンはまず間違いなく『ウマ娘』にもハマるだけの完成度はあると思いますよ」(同)

 また、この『ウマ娘』に早くもハマっているプロ野球選手がいる。今シーズン楽天に移籍し、日本球界に復帰した田中将大投手だ。

 過去には有馬記念のプレゼンターを務め、今年1月には『netkeiba.com』で福永祐一騎手と松山弘平騎手との対談が掲載されるなど、かなりの競馬好きで知られている田中投手。1日には自身の公式Twitterで自らが育てた『ウマ娘』ダイワスカーレットとサイレンススズカを公開。「今の限界っす…」と投稿するほど楽しんでいるようだ。

 よく恋愛では「第一印象が悪い方が恋愛関係に発展しやすい」などと言われているが、多くの競馬ファンを虜にした『ウマ娘』のリリース発表からサービス開始までの3年間は、まさにその“典型”といえるのかもしれない。

 この勢いなら、過去にガンダム、進撃の巨人、FGO(Fate/Grand Order)とコラボするなど、“雑食”として知られるJRAとのタイアップイベントはもう目前だろう。果たして、ゲームが先かリアルが先か……はたまた同時か。

 競馬に新たな可能性をもたらした『ウマ娘』の勢いは止まりそうにない。


人気ソシャゲのいいとこ取りをしているみたいだね。