6月14日は久々に多くのゲームが発売になりました。FPS「コールオブデューティ3」、ACT「NINJA GAIDEN Σ」、そして他機種ですがRPG「ショパン」、次週になりますがACT/ADV「FolksSoul」。RPG好きとしては「トラスティベル ~ショパンの夢~」の購入を検討していたのですが今更の固定マップとキャラデザで敬遠、次候補の「FolksSoul」は色弱者には困難と言う事で見送りました。FPSは対象外と言う事で購入したのが「NINJA GAIDEN Σ」になります。消去法で選んだように思われる書き方ですが、元々ACTは下手なだけで嫌いではありません。体験版で品質の高さは確認済みですし。
製品版では「インストール」メニューからHDDにインストールすることが出来ます。約3.3GBを消費しますので、HDD空き容量は常にある程度確保しておいたほうが良さそうですね。(ちなみにリッジ7は5GB消費します)アクセス軽減の効果は試していませんが、結構変なタイミングでロードが入ったりするゲームですので、なるべくインストールしたほうが快適にプレイできると思います。
難易度が高いことで有名?なゲームですが、PS3版「Σ」では私のようなヌルゲーマーに対する救済もされています。チャプター1で何度かゲームオーバーになるとイベントが入り、イージーモードに突入します。ゲーム中難易度が下がるだけではなく、ゲームオーバーになるとランダムで回復アイテムが貰えたりするのでプレイしやすくなるのですが、逆に親切すぎますね(笑)普通にイージーモードを選択出来るようにした方が良さそうなものですが、難易度にプライドを持っている開発者の拘りですかね。
先ほど、チャプター3をクリアしたところです。正直イージーが無ければここまでたどり着けていたかどうか・・・。敵はキッチリとガードしてきますので正面から攻撃ボタン連打ではダメージを与えることが出来ませんし、自分自身もガードをしなければ速攻で体力を削り取られていきます。「無双」系とは全くジャンルの違う硬派なアクションゲームです。
しかし、要所要所でセーブポイントもありますし、ショップで回復薬を購入することも出来ます。80年代のアクションゲームのように最終面で残機が無くなっても最初の面からリスタートと言う理不尽さはありません。様々な武器や技や忍法を駆使しながら攻略していく面白さも体感できます。アクションゲーム上級者は勿論、PS3版は私のようなアクション苦手なゲーマーでも十分楽しめるソフトに仕上がっているのでは無いでしょうか。
最後に気になった点をいくつか書いておきます。
・チャプター2をクリアするとイベント動画が流れますが、明らかに解像度が低く不鮮明です。恐らくはオリジナル(XBOX版)のムービーをそのまま流用していると思われます。前後のポリゴンによるリアルタイムムービーが鮮明で美しいだけに違和感が半端ではありません。明らかに手を抜いている要素でしょう。
・ゲーム中にセーブポイントが要所にあります。セーブをするときに「セーブデータをセーブしますか?」と言うメッセージが出てきます。些細なことですが、「セーブしますか?」で良かったのでは無いでしょうか?また、セーブをキャンセルするとPS3のOS画面(黒バック画面)に切り替わります。
・□ボタンは戦闘モードでは通常攻撃ですが、ドアやイベント箇所では「Interact」ボタンと共用になっています。戦闘中に同じ場所を頻繁に調べたり、ドアを行ったり来たりする場面が何度もありました。ボタンコンフィグで攻撃ボタンを変更しても「Interact」は□ボタン固定ですので、別々にすることは出来るのですが、「Interact」ボタンを変更することが出来ないのが少し不満ですね。空いているR2ボタンを割り振りたかったのですが。
・体験版の時にも書きましたが、メニュー操作時のカーソル移動が微妙に早くて使いづらいのは変わっていません。キーリピートに入る待機時間が異常に短い感じですね。
若干不満点はありますが面白いゲームだと思います。リメイクで7800円も高いとは思いますが、噂ではTeamNINJAがPS3専用ソフトを数本開発しているとの話もありますので、期待料も込めてと言うことで納得していますが。