
Microsoftによる「Call of Duty」PlayStation版供給継続の約束をSIEは信用していない - GIGAZINE
Microsoftは人気FPS「Call of Duty(CoD)」シリーズなどで知られるゲームパブリッシャー「Activision Blizzard」の買収話を進めていますが、市場の独占につながる恐れがあるとして規制当局の調査を受けています。Microsoftは買収を円滑に進めるための策の1つとして、SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)に対し、CoDシリーズをPlayStation向けに継続的に提供すると述べているのですが、SIEはかつてMicrosoftがゲームパブリッシャー「Bethesda」の親会社・ゼニマックスを買収した一件があることから、慎重な姿勢を見せています。
(中略)
SIEが慎重な姿勢を崩さない理由の1つに、2020年~2021年に行われたMicrosoftによるベセスダ・ソフトワークスとその親会社ゼニマックス・メディアの買収があります。SIEはイギリスの競争・市場庁(CMA)に提出した書類の中で、ベセスダの買収案件を、欧州委員会が「競争上の懸念を引き起こさない」として承認したにも関わらず、「Starfield」をPlayStationでは発売しないと決定したことを指摘。この一件では、ベセスダの幹部が謝罪する事態になっています。
SIEは、Microsoftが任天堂と締結したような「10年間CoDを供給する」という契約についても、不安を解消するものではないと述べています。
また、仮にCMAが、CoDをマルチプラットフォーム化するための「行動的救済措置」を実施しようとしても、Microsoftが義務を回避するための無数の方法には対処できないとSIEは指摘しています。
ゲーパスデイワンで出された時点でソニーがCoDで儲けることは不可能だしな。PSプラスデイワンで出す権利を得るために大金をMSに納めるってのは本末転倒すぎるし