カプコンのアクションロールプレイングゲーム『ドラゴンズドグマ2』は、割引セールを実施しているにもかかわらず、売り上げが伸び悩んでいる。

カプコンが更新したプラチナタイトルリスト(100万本以上を売り上げたゲームに与えられる称号)によると、このゲームは2024年第4四半期、9月30日から12月31日までの期間に合計20万本を売り上げた。一方、モンスターハンターワールドは40万本を売り上げ、アイスボーン拡張版は同時期に90万本を売り上げた。さらに、モンスターハンターライズは同四半期に70万本を売り上げ、サンブレイク拡張版は60万本を売り上げた。



そのため、2024年第4四半期に『ドラゴンズドグマ2』は最大40%の割引で販売されていたにもかかわらず、これらの古いモンスターハンタータイトルとそれぞれのDLCの売上を上回っています。しかし、公平に言えば、『モンスターハンター』は多くのリリースがある長期にわたる確立されたシリーズであるのに対し、『ドラゴンズドグマ2』はそのシリーズの2作目にすぎません。

『ドラゴンズドグマ2』の累計販売本数350万本のうち、大半は前倒し販売によるもので、発売から2か月後の2024年5月には約300万本が売れた。残りの50万本は2024年の残り期間に売れた。このアクションロールプレイングゲームは現在、PlayStation Store、Xbox Store、Steamで40%割引で販売されているが、Steamのグローバルベストセラーランキングで243位となっていることからも、状況は変わっていないようだ。

ドラゴンズドグマ2の売上はある程度期待外れではあるものの、いくつかの点を考慮する価値はある。このゲームは技術的に粗雑な状態で発売され、発売後のコンテンツアップデートや拡張はほとんど行われなかった。それにもかかわらず、発売に合わせた売上という点では、アップデートやDLCでサポートされているカプコンの格闘ゲーム、ストリートファイター6と同等の成績を収めた。後者は発売から1年で約370万本を売り上げた。ドラゴンズドグマ2の発売から1年後の2025年3月までに、その売上はおそらく同様の数字に達するだろう。

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