購入はまだ先だが、PS3が楽しくなるTVを選びたい。
となると、まずは1080p対応のゲームやBlu-ray映像を余すところ無く表現できる「フルスペックHD」対応であること。確かに750パネルを使用したディスプレイは値段がこなれてきてますし、正直、通常使用ならばフルスペックハイビジョンは不要とも思うのですが今回はあくまでも「PS3」にふさわしいTV選びということで。(しかし1125pと言う表記もあるので紛らわしいですね)
さて、PS3の初物と言えば「HDMI1.3」がまずは頭に浮かびますが、HDMI1.3になって強化された機能は下記の通り。
①従来の165MHz(4.95Gbit/s)から340MHz(10.2Gbit/s)にまで高め、約2倍の情報が伝送できる。②色深度がこれまでRGBで24bitだったものを、30/36/48bitまで新たにサポート(DeepColor)。③IECで承認・発行された「xvYCC」に対応。④「ドルビーTrueHD」と「DTS-HD」もHDMIケーブル1本で映像とともに伝送できるようになる。⑤映像と音のタイミングを一致させる「リップシンク」機能に対応。
なるほど、直近の1.2aと比べて0.1しか増えてませんが機能的には2.0相当のメジャーVUPとも言えそうです。こうなると「1.3で10年は戦える、TV買うならHDMI1.3対応に限る!」と結論付けてしまいそうな勢いですが、果たしてどうやら。
現時点ではHDMI1.3対応のTVはありません。来年の春頃には店頭に並ぶでしょうが、フルスペックHD化で底上げされたハイビジョンTVの平均価格をはるかに上回る価格になるようでしたら、あえて現状仕様HDMI機で問題ないと思います。そこまで映像表現の差が見分けられる程パネルの精度が上がってるとも思いませんし。
ディスプレイのサイズはどうしようかな。フルスペックとなると最低40インチ以上は欲しくなる(現実に40以下は数えるほどしかない)ので、日本の住宅事情を考慮して40インチ~50インチを狙ってみましょう。個人的には現在60インチリアプロを使用しておりますので、50インチでも相当小さく感じるのですが、予算の関係もありますので仕方ないですね。(液晶65インチは100万以上します)
おまけ
PS3でSACDを楽しむためにはHDMI入力に対応したアンプが必要。ミドルレンジクラスのAVアンプを3機種選んでみました。
YAMAHA DSP-AX1600(実売7万円強)
ONKYO TX-SA803(実売8万円台)
DENON AVC-1930(実売7万円強)
この中では1年前の製品ながらYAMAHA DSP-AX1600がよさげ。後継の1700は凄く高いし。商品あるうちに買っておこうかな・・・。