我々視聴者が再認識しなければいけないのは「この番組はゲームバラエティである」と言う事です。ドキュメンタリーでも攻略番組でも無い事です。番組上、勝ち負け形式にはなってますが、その辺りの最終的な「さじ加減」はあくまでも制作スタッフ側に委ねられている事を念頭に置いた上で、有野のリアクションや時折見せる神プレイ(本当に有野プレイかどうかを疑うのは野暮です)を楽しむべき番組だと思います。
初回のスト2のグレーな敗戦に始まり、悪魔城、マイティと難易度が高いソフトを有野にぶつけてくる辺り「勝たす気ないやろ・・・最初から」と若干白け気味にもなるのですが、前述の通りあくまでもゲームバラエティ。気に入らなければ見なければいいだけです。私は有野のリアクションとかコメントが好きなんで楽しんではいますけどね、まだ。今回の「レッドアリーマーⅡ」というセレクションも斜め上を行くアホらしさで嫌いじゃないですし、この辺りは構成のセンスでしょう。
浦川はスト2以降は殆ど出番が無くなりました。有野も何も言わなくなりましたので、このまま出役としてはフェードアウトですかね。何気にゲームが上手かったので、難易度の高いゲームでも「浦川がなんとかしてくれるやろ」的な期待感があったんですが。イノコMAXも頑張ってはいるんですけどね、努力だけではなんともならない感もヒシヒシと・・・。次ステージでは出役復帰かゲームが上手い(「好き」ではない)ADをもう一人希望ですかね。
ようやく本編の感想ですが、「レッドアリーマーⅡ(1990年)」は全く記憶にありません。以前も書いた事がありますが、1987年以降はFCからPCエンジンにほぼ完全シフトしましたのでFCソフトのリサーチを全くしていないからです。と言う事で、全然知らないソフトが2作目まで出ていることへの違和感の方が妙に面白かったりします。魔界村系のアクションゲームがそれ程好きではないのもありますが。
思い入れが無いゲームなんで、盛り上がりどころとかも分かりませんし、正直イノコMAXの悲壮感だけが浮き上がったのが番組としては編集のミス?なのか演出なのか。ゲスト出演の笹野が端正な顔立ちでゲームも上手いので、井上君にはちょっと可哀想な回だったかも知れません。
そういや図鑑の源平も見ないと・・・。月曜日はのだめ、リーガと盛りだくさんなんでゲームやる時間無いのう。むお、CXは年内分終了ですか。