珍しくWiiについて書こうと思います。勿論持ってませんし買う予定もありませんので発売されて2週間経った現在での周囲を取り巻く環境についてだけですが。

Wii関連のニュース
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/061215/ent061215002.htm
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/18/news017.html
http://www.nintendo.co.jp/wii/q_and_a/053.html

このあたりは産みの苦しみと言うべきなんでしょうか。ですが任天堂にしては珍しく詰めが甘かったような気もします。最初のイメージは大切ですし、おもちゃとして頑丈なものを作ることに対してはゲームハード会社で一番だと思ってましたので。

ヨドバシで実機を触ってみたのですが、やっぱり予想通りで「選択肢の一つとしては有りだけど、操作を決め打ちされるのはシンドイなぁ」と言う感じです。せめてクラシックコントローラも標準にしておけば良かったと思うんですけどね。

私が危惧するのは、ソフトベンダーにとっては今後「従来通りのゲーム」を少なくともWiiにおいては作りにくくなる事ですね。ベンダーとしてもPS3やXBOX360とのマルチプラットホームで制作する分にはコストもある程度は抑えられる訳ですが、Wii版は同じ流れで制作が出来ません。昔と違ってゲームを出せば売れるなんて時代でもありませんしね。ソフトベンダーも近い将来にシビアな選択を迫られるかも知れません。

とは言え、Wiiがやろうとしている事は幼少時の私が夢見ていた未来のゲーム絵図への一歩であることも事実。まぁ私が理想とするのは手袋型なんで、Wiiスタイルから上手く進化してくれたらいいんですけどね。ですので任天堂が損をしない程度に売れてくれたらいいんですが(笑

と言いながら私はモタストで次世代を満喫しまくりなんでどうでもいい話だったりするんですが。