こうやって毎日PS3関連の文章を書けるとは嬉しい限りです。発売時は本当に何も書くこと無かったですからね、まだまだこれから盛り上げていかなくては。しかしまさかの年内DL販売とは予想外でしたが、冬休み期間にダウンロード出来るようにしたのは正解ですよね、友人が集まれば対戦も出来るし。
勿論速攻で購入してダウンロード。早速プレイしたのですがまず思ったことは、やっぱりナムコは「ありもの※」を扱うのが上手やなぁという事です。新ハードのローンチタイトルにリッジの新作はもはや定番ですし、ハード立ち上げ時にも拘らず素晴らしい映像を見せてくれる技術力も確かに素晴らしいんですが、リッジとか鉄拳とかってナムコにとっては「ありもの」なんですよね。既にシステムとかユーザの観方やその他諸々も固まってしまってるから見た目だけに注力すれば良いという、言わば「チャンバラトリオの殺陣」みたいなものでしょう(違うかも)
勿論、定番タイトルを見栄えが良いソフトへと早期に仕上げてくる開発力は本当に評価できますし、膨大な素晴らしい「資産」を未だ上手に使いこなせないナムコの片割れのようなベンダーにはもっと見習って貰わなければいけないと思うんですが、最初に大きいのを出したその後がちょっと尻すぼみに感じます。なんか冒険してないなーって、でも「アイ○ルマスター」のような冒険はいらんのですけどね。
相変わらず前置き長いですな・・・。「鉄拳5 DARK RESURRECTION」の感想ですが、AC版やってないからわからん(笑、でも普通に面白いよ。映像は明らかにAC版よりも上、勿論60フレーム。長い間ゲーセンにも行ってない身ではありますが、最近のアーケード事情ってどうなんでしょうか。これでオンライン対戦が実用レベルならアーケードの価値って殆ど無くなるのでは?
しかし、一人でプレイしてても楽しいのですが、やっぱりオンラインバトルは欲しかったかなと思います。シビアな格闘ゲームでオンライン対戦がどれだけ実用的か不明ですが、それこそ試験モードでもいいからプレイしてみたかったですね。この映像と内容で2000円ですから、勿論買いでしょう。以前も書きましたが、Blu-rayを使うまでも無いボリュームのソフトはこれからダウンロード販売が増えてくるでしょうねぇ。個人的にはディスクを入れずに起動出来るのが便利やなと思います。
※演劇用語で「もうすでにある素材(道具や音、フィルムなど)新しく作らなくて済むありあわせのもの」と言う意味。歌手の歌や古典落語とかも「ありもの」と表現する場合もあり。関西では「ありもん」。