前回は家族達の前で無様に倒されてしまいましたので、二度と同じ過ちを繰り返さないようにとレベル上げと「かげ」のランクアップを行いました。特に初戦で戦う虎型モンスターは攻撃力が強く一発で倒されてしまいましたので、それに耐えうる体力を増強しました。また二戦目の中ボスは終盤で100%のカウンター攻撃を行うのですが、攻撃を食らうと即死するので黒魔法で攻撃するようにしました。(この敵は物理攻撃のみカウンターを行う)今回は準備を怠らなかったのでリベンジに成功。無事、家族や村の仲間と再会することが出来ました。
話はここから大きな展開を迎えるだけではなく、ゲーム内容においても様々なイベントが発生します。「馬車護衛」「巨大メカット内の中ボス5戦」「メカットシューティング」「指輪作成」。詳細は書きませんがどのイベントもソツ無くまとまっていたので楽しめたと思います。ただ、私はRPGにてイベントが連続する状況になると落ち着きがなくなってきます。基本レベル上げが好きなタイプですので、レベル上げが出来ない状況になると飢えてくるのですな(笑)特に最後に仲間に加わったゾラですが、能力は高いものの既存のメンバーに比べると「かげ」のスキルが上がっていない為に殆ど役立たず状況に陥ってしまいました。タイプとしては前線の戦士なのに後衛で白魔法ばかり唱えていたりする有様(その割にはMPも少ないし)「レベル上げて~」とモヤモヤしながらのプレイでした。
また「メカットシューティング」ですが、普段FPS系のシューティングをプレイしない為か結構難しく感じました。幸い失敗してもやり直しは何度でも出来るのですが、結局1時間ぐらいハマってしまいました。もう少し難しかったら、もしくはブルドラに魅力を感じていなければ投げ出していたかも知れません。メカシューは後数回はあるみたいですが・・・。
メカシューをクリアすると自動イベントがはじまり、やがてディスク2に突入しました。単純計算で1/3が終了したことになります。ボリューム的には文句なしの大作です。まぁFF7もディスク3枚組でしたが、3枚目に入ってすぐにラストダンジョンだった事もありましたな。
一通りのイベントが終了すると最後の仲間のゾラもメンバーに加わり、ようやく城の周辺でレベル上げが自由に出来るようになりました。まずはゾラのコンビネーションを上げないとね。また、「指輪作成」イベント後にクルックは最強黒魔へと変貌しますので、雑魚敵とのバトルが相当楽になります。今後はキャラ別の能力差も出てくるのかも知れませんね。
こっからは余談。ディスク1を終えてシュウ達はこの世界における「Champion」となりました。和訳ではスポーツの優勝者として使われる事が多いのですが、元々の意味では「選ばれた戦士(選士)、勇者」だったそうです(※)。彼らはこの世界で唯一「魔法」が使える存在として「人を超えた能力」の持ち主として謎の多い悪人?ネネを追いかけます。私はオフラインRPGにおける主人公PTの位置づけや解釈に非常に興味があり、正直「RPGのキモ」だとすら思ってます。いくらゲームとして良質であっても自分達が操作する主人公達がゲーム内でどのような役割なのか、どのような位置づけなのかがはっきりしないRPGは記憶に残りませんね。まぁFF12のように「最後の最後まで脇役」だった主人公というのも肩透かしで面白かったですが(笑)
※:ムアコックの「エターナル・チャンピオン」シリーズにおける「チャンピオン」も同様の意味として扱われてます。ムアコックの一連の作品は大好きですので、別の機会にたっぷり書こうと思ってます。