手探り状態ながらも今回で4回目の「東京ゲーム図鑑」。小林は前回同様に少し小奇麗にしてますし、何故か杏野はセーラー服だったりします。第1回から微妙に伝わってくる健全ではないオーラが拭いきれないままに4回目の放送を迎える形になります。

今回のゲームは「アテナ(FC版)」です。シューティングとRPGを好んでプレイしていた時期に発売されたゲームですので、タイトルは勿論知っていますがプレイしたことはありません。人気のあるゲームですが、この時期のアクションは散々「CX」で見せられているので正直食傷気味です。源平は風変わりだし、ストライダーは文句なしの名作なので悪くなかったんですけどね。

杏野は小林に「昔から不思議なコントローラの持ち方」と指摘されてましたが、二人は一体いつからの知り合いなんでしょうか?番組開始からなら「昔から」とは言わんよね、とツマラナイ勘繰りですな・・・・

R-TYPEは練習なしでのプレイ、源平は元々それ程難易度の高いゲームではないと来た中での#03は「ストライダー飛竜」でした。アクション苦手な私からすると最初からプレイする気が無くなる難易度のゲームですが、杏野はスイスイとクリアしてしまいます。確かにゲームが巧い女の子だと言うことは理解できるのですが、番組として「視聴者に見せる」プレイとしては何かが足らないのです。それは#04の「アテナ」でも同様に感じたことです。

私が貧乏学生だった20年前の話になります。地元にゲームの巧い人が集まるゲームセンターがあり、金が無いときはそのゲーセンで巧い人のプレイを見て楽しんでいました。巧い人のプレイは「見ていて本当に楽しい」のです、これは知らないゲームを見ても「楽しさ」は伝わってきます。

でも、杏野のプレイをTVで見ていても「楽しい」と感じた事は今のところありません。淡々とクリアしているなとしか感じませんし、口では「このゲーム難しいんですよ」と連呼してはいるのですが、残念ながら伝わってこないのです。

私はTV演出に詳しい訳では無いので、「東京ゲーム図鑑」の演出がどのように拙いのかを説明することは出来ません。ただ「CX」のような結果がわかっていても何度も見たくなる番組とは明らかに違います。ゲーム好きの一人として、この素晴らしいコンセプトの番組を早急に立て直して欲しいと切に願っております。