1ヶ月ぶりの第9弾です。身銭を切る企画ですので懐具合で更新状況が変わってきます(笑)

今回のアイテムは「Sony VAIO VGN-U50」。2004年春に発売されたタブレット風WindowsXPマシンをオークションで入手しました。引越時に出てきた不要なアイテムを小まめにオークションに出品したら結構な小遣いになりましたので、先月購入したPCG-U1との差額で購入しました。

PCG-U1は見るからに超小型PCなんですが、U50はスクエアなデザインでPCらしさを感じません。縦位置・横位置でも同等の操作が出来るようにボタンが配置されています。本体の拡張スロットはUSB2×1にMSスロット、CFスロットになります。付属のポートリプリケータでLANやアナログRGB出力が出来るようになりますが、PCカードを使うことは出来ません。同じ配列のCFスロットで代用してくれって事でしょうけど、ポートリプリケータ側でフルサイズPCカードの対応は欲しかったところです。

U50には折りたたみUSBキーボードが標準でついてきます。トラックポイント付きですのでUSB端子一つでキーボとマウスを兼用することが出来ます。実際に入力してみるとストロークも浅くて安っぽい(笑)のですが、デザインは悪くありません。Thinkpadを連想させるオシャレなアイテムです。

新OS立ち上げ半年で発売されたPCG-U1(2002年春)と比較すると全てが快適に動作します。まぁU1がトランスメタCrusoeと言う風変わりなCPUを搭載していたというのも大きいのでしょうが、OSが基本的に同じですので2年分のハードの進化を明確に感じることが出来ます。現在ではアカン子扱いのVistaも、2年後には携帯マシンクラスでも快適に動いているんでしょうね。それでもそのマシンでXPを動作させた方が快適でしょうが(笑)

さて、本題の「マルチビューワ」としてU50を使ってみました。720×480のSD動画と1280×750のHD動画、スキャンした画像をいくつか閲覧してみましたが、HD動画以外は文句なしの動作と操作感です。HD動画はさすがにコマ落ちが散見されますが、これは仕方ないものと思います。液晶性能的にもHD動画はオーバースペックですしね。外に持ち出してみましたが、昼間でも視認性は悪くありません。

なお、U50の800×600の5インチ液晶はPCG-U1と同じドットピッチになります。しかしU50は縦位置で持つことも出来ますので、1024×768の横位置での使用に固定されていたPCG-U1に比べても画面サイズを有効に活用することが出来ます。

色々と画像や動画を閲覧してみましたが、U50は今までに使った中でも一番理想に近いマルチ携帯ビューワ端末です。バッテリの持続時間(2時間強)であったり、底全体がバッテリの為に使っていると熱くなる等の欠点は勿論あるのですが、「閲覧したいモノを過不足無く映し出す」と言う基本性能が優れているのが一番のポイントです。それ以外のカバーできる弱点は気にならないと言っても良いレベルです。マルチビューワをPCに頼るのは「邪道」だと以前のブログでも書きましたが、U50もやっぱり「邪道」です。何故なら3年前の機械をオークションで購入する事で初めて成り立つ価格性能満足度ですから(笑)新品で5万ぐらいで出したら馬鹿売れなんだろうけど、絶対にやらんわな。

しかしU50に大満足していたところに下記のような発表が。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0412/pana.htm

なんといいますか、非常に微妙ですな。WindowsMobile5.0搭載で1024×768液晶までは「これは!」と思わせるスペックなんですが、10インチ以上の液晶で重量も1キロオーバーと言う時点で何のためのWindowsMobile搭載マシンなんだろうかと首を2回ほど傾げてしまいました。記事を読むと業務用メインらしいですが、同じ松下の「ワーズギア」と同等のボディでこのスペックのWM機なら「欲しい」と思わせる端末になるんですけどねぇ。

暫く私のマルチビューワ環境はU50を中心に動くことになりそうです。秋頃に携帯各社から開始されるかも?な「PC接続定額」も要チェックですな。

U1u50