ネットを閲覧していたら何気に良さそうな商品を見つけました。

http://www.tmy2000.com/product_catalog_portabledvd/d-force1.html

7インチ液晶搭載のポータブルDVDプレイヤーをベースに、MPEG4動画再生、JPEG再生、SDメモリカード、外部USBメモリ対応と面白そうな機能が色々と付いています。値段も2万円弱とポータブルDVDプレイヤーとしても悪くない価格です。

しかしスペック表を見ていると大事な項目が抜け落ちています。肝心の液晶解像度が無いのです(16:9としか)。
商品名で検索してみると別のページに解像度が掲載されてましたが、480×234ピクセルとありました・・・。携帯と変わらんですな、果たして字幕読めるのかいな。勿論購入対象からは外れてしまった訳ですが、値段を考えるとこんなものだと納得はするものの、「まことに惜しい製品やな・・・」と思うわけです。

なにしろこのハードに720×480の7インチ液晶を搭載するだけで一気に魅力的な商品に化けてしまうのです。2.5時間と記載されているバッテリ持続時間が実際にはどれほどなのかとか、DIVXやMPEG4の再生時制限とか、DVD-Rに保存した動画・画像データを再生できるのかとか使ってみないと分からない要素がたくさんありますが、液晶さえまともな解像度・品質であれば1万円上乗せしても欲しくなる商品です。

まぁ動画再生ではWindowsPCを凌駕する柔軟さを持ったハードは存在しないので、VGN-U50の牙城を崩すまでの製品ではありませんが、元々の値段が全然違いますからね。

しかし「ワーズギア(※)」の時も思いましたが、コンシューマ向けコンプリート商品の「オマケ機能」ってどうしてここまで適当に作られてるんだろうということです。むしろ携帯やゲーム機のオマケ機能の方が作りこまれてたりするんですけどね。
※ワーズギアはファームウェアの変更で機能追加が可能ですが、精力的なアップデートが行われている訳ではない。