楽しみにしていた「世界自然遺産」のBlu-Rayが到着しましたので視聴しました。第一弾の「北アメリカ/中央アメリカ」編には下記の世界自然遺産が掲載されています。
イエローストーン(アメリカ合衆国)
グランド・キャニオン国立公園(アメリカ合衆国)
ヨセミテ国立公園(アメリカ合衆国)
カールズバッド洞窟群国立公園(アメリカ合衆国)
クルアーニー/ランゲル―セント・イライアス
/グレーシャー・ベイ/ タッチェンシニー―アルセク
(カナダ/アメリカ合衆国)
ベリーズのバリア・リーフ保護区(ベリーズ)
アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園(キューバ共和国)
エル・ビスカイノのクジラ保護区(メキシコ合衆国)
モーン・トロワ・ピトンズ国立公園(ドミニカ国)
ダリエン国立公園(パナマ共和国)
北アメリカ編は有名なグランドキャニオンをはじめ雄大な大地を中心とした光景が、中央アメリカ編は海洋を中心とした水中風景も収録されています。
私がBlu-Ray映像を楽しみだした当初は全ての映像に感動していたのですが、残念ながらフルHDTVとの組み合わせに切り替えてからはソフト毎の映像品質差が気になります。しかしBlu-Rayはまだマシな方で、地上波デジタルのビットレートの低さから来る画質の悪さが最近は目に付いて仕方ありません。スカパー等のSD放送は逆に情報目当てですから気にならない場合が多いです、それでもサッカーとかはHD放送なら背番号とかも鮮明に見えるんですけどね。
「世界自然遺産」につきましては撮影機材の質も高いと感じましたし、コーデックもH.264/AVCです。コーデック技術について詳しいわけでは無いのですが、MPEG2に比べて相当に低いビットレートで高画質を維持できるのは既に書きました。驚かされるのはMPEG2が苦手としている水の表現(川が流れるところとか)も低いビットレートで破綻することなく表現しきってしまいます。このあたりは改良(追加?)されたアルゴリズムが機能しているのでしょう。とは言え「パイレーツオブカリビアン」の大嵐のシーンでは一時的にビットレート49Mbpsに到達することもありましたので、まだまだ苦手なシーンはありそうです。
値段は6000円前後と映画ソフトに比べると若干高めですが、やはり繰り返して視聴できるのが強みです。なお、世界自然遺産のBlu-Rayシリーズは今作から毎月1本ずつ全5本がリリースされます。この品質が維持されているならば全て揃えたくなります。
しかし前も書きましたがもう一台Blu-Rayプレイヤーが欲しくなります。秋までパナソのBW200後継機種を待つか、我慢できずに今のうちに買ってしまうか。PS3-20GBは思ったより安くなってないし、悩むところです。