システムソフトウェアVer1.80からPS1/2ソフトのアプコン機能が実装されました。ソフトウェアとの相性もありますが、PS2ソフトにおいては効果はテキメンで「もう一度プレイしてみようかな」と思わせるほどの効果がありました。

さて、PS1のアプコン機能はどうでしょうか。残念ながら引越しの際に大量のPS1ソフトを処分した関係もあり手元に残っているソフトは何故か「ダイハードトリロジー」だけでした(笑)ゲームとしては洋ゲーの良いところ悪いところを濃縮した馬鹿ゲーなんですが、何故引越時に唯一捨てずに取っておいたのかは不明です。

ご存じない人のために簡単に説明しておきます。「ダイハードトリロジー」と言うソフトは人気映画「ダイハード」をモチーフにしたゲームで、1~3までのタイトル別にジャンルの違うゲームが楽しめます。1が3Dアクション、2がガンシューティング、3がカーアクションになります。ここまで書くと普通のミニゲーム集なんですが、「ダイハードトリロジー」には隠れた魅力があります。ガンシューティングでは何の罪も無い民間人を撃てますし、カーアクションでも機嫌よく街を歩いている民間人を跳ね飛ばすことが出来ます。勿論民間人への攻撃はペナルティ対象ではあるのですが、赤い血飛沫が飛び散る(血の色は変更可能です)表現が残虐を通り越してシュールな笑いになっています。特にカーアクションで車内視点にするとフロントガラスに飛び散った血液をワイパーで拭い去る表現は必見です。まぁこれもPS3で完全リメイクとなるとリアルすぎて問題ですし、PS1時代の古き良きゲームソフトとも言えるでしょう。

元々映像的に凝っているソフトでもないので、アプコンを効かせても目を見張る結果ではありません。それ以上にPS3ではコナミガンやネジコンが使えないのがマイナスですね。今度はPS2でプレイしてみよう。

とは言え、今まで眠らせていたPS1時代のソフトを振り返ってみるのも面白いなと感じました。アーカイブズでPS1ソフトがPS3/PSP用に展開されていますが、折角の互換機能を眠らせるのも勿体無いですな。