不本意?ながらもVGN-U50にたどり着いてしまった「ビューワ道」ですが、現状に満足しつつも情報収集を怠ってはいけません。機嫌よく使っているVGN-U50は2004年5月発売で既に3年前の機種です、バッテリも消耗してきますしスピンドル部品の劣化も想定されます。いつまでも快適に使えるわけではありません。
とは言え最新機種はビューワ単体として考えると余りに贅沢品です。現在所有のVGN-U50だって発売当時は15万円前後の価格で販売されていたわけですから。要するに現在の最新機種をチェックしつつも3年後辺りの中古購入を視野に入れながら情報収集している訳です。ある程度弾数も出てもらわないと中古も周辺機器も出回りません、ある程度の人気商品であることも必要です。
例えば、以前東芝のGENIO(VGA仕様)を探していたのですが、弾数の少なさによる値段の高さに購入を諦めたことがあります。4インチVGA(ドットピッチ0.127)と言う素晴らしいスペックの液晶を搭載していたのですが、日本国内のCE(WM/PPC)機市場の冷え込みにより後継機種も発売されていない状況です。
さて、今回発表されました富士通「LOOX U」。液晶は1,024×600ドットのタッチパネル式5.6型ワイドと言う事で、液晶サイズや解像度は「ワーズギア」と同じです。ドットピッチも0.111と悪くありません(U50は0.127)。所有するU50との決定的な違いはU50よりも一回り大きいサイズにも関わらずキーボード付きであり、液晶を回転させてタブレットPCとしても使用できる事です。メモリは標準で512MB(最大1GB)、HDDは標準で30GB(BTOで40GB)。
正直なところVGN-U50から3年経ったとは思えないスペックだなと思いました。この性能なら10万を切る価格で無いと厳しいんじゃないかなー?キーボード標準なのは便利ですが、ビューワ専用として考えるならばVGN-U50はキーボレスを考慮したボタン配置の絶妙さが光ります。
でもSonyの「VGN-UX」シリーズが変な方向に向かってるから、「LOOX U」に期待するしかないかな・・・私は。と言うか前置きのほうが長いのなこの記事は(笑)