何気に大きなニュースが飛び込んできました。
パラマウントとドリームワークスが秋以降の次世代メディアはHD DVDフォーマットのみでのリリースになるとの事です。これでユニバーサル1社だったHD DVDオンリー陣営が増えたことになります。

まぁ本来であれば映画会社の動向は私にとってはそれほど重要では無いのですが今回だけは話が別です。映画館に2回も足を運んだ「トランスフォーマー」が当面はBlu-rayで発売されないことになる訳です、個人的にこれは痛い。スピルバーグ作品は対象外と言うのもなんとも意味不明、それなら「トランスフォーマー」も関係作品でBlu-rayで出して欲しいところ。

とは言いましても好きな映画一本だけの為にプレイヤーを買う気にもなれませんし(秋以降に投入される廉価プレイヤーもなんだかんだで3万円以上しますし)、Xbox360+HD DVDは1080pが出せない+本体騒音で論外です。再生品質や操作性も本体性能ギリギリでイマイチみたいですし。

北米はともかく日本国内で「トランスフォーマー」「シュレック3」が発売されるからと言ってHD DVDプレイヤーが大幅に売れることは考えられません。HD DVDレコーダもVARDIAのみですし、安くても10万以上の高額品です。

今回のパラとDWの方向転換にはユニバーサル同様に変な噂も流れています。真相がどうであれ、結局は次世代DVDの趨勢を混沌とさせるだけの意味合いしかありませんし、糸を引いている(と思われている)存在の目的がまさしくそうなんだろうなぁと想像できてしまうのがなんとも腹立たしい(笑)

でも今となっては10年前のPS/SSの戦いが古きよき懐かしき思い出になっているのと同様に、次世代ディスクの争いも5年後ぐらいには微笑ましく思い起こすことが出来るのかも知れません。こうやってブログに進捗と私個人の意見をを残しておくのも悪くないな、と最近思いつつあります。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/21/news020.html