実のところ、今日はブログの更新をする予定はありませんでした。昨年12月から毎日書き続けてきたブログですが、更新日数に興味はありませんでしたし、仕事が忙しくて疲れてましたので。

しかし自宅に帰ってからインプレスに掲載されていたニュースを読んで気が変わりました。ここまで脳汁が出てくるインタビューは久しぶりで、「やっぱりMSやなぁ」と再認識する羽目になったのであります。

【個人的に興味深いコメント】
MS「199ドルのHD DVDプレイヤーが発売され、Blu-rayに対し価格的に優位に立っている」
「そのプレイヤーは利益を出せるのか?」
MS「うちが作っているわけでは無いので知らんよ」

「PC用ドライブとして考えてもBlu-rayに対し容量的に不利ですが?」
MS「我々は記録メディアに興味が無いし重要視していない」
MS「HDDが大容量なんだしフラッシュメディアが容量拡大している、光メディアに保存する理由が無い」

「日本市場では圧倒的にBlu-ray有利ですが?」
MS「日本市場は小さい、北米市場が勝敗を決める、誰も日本には興味が無い」

MS「パラマウントのように一度こちらに来た人々が、再びあちらに行くことはないでしょう」

まぁ後はインタビュー記事を読んでください。インタビューを通して読んだ感想としては、MS側としては引っ込みの付かなくなった東芝を利用して次世代フォーマット戦争をグダグダにしようとしているんだろうなぁ・・・と。本当の目的がコンテンツのネット配信なのかどうかまでは判りませんが、最終的にMSが儲かる仕組みにしたい訳ですからね。勿論HD DVDはHDiでMSはライセンス利益が入りますので市場を押し切れば最終的には利益を出せる訳でしょうし。MSはプレイヤーを作らないので利益だけが入ってくると言う美味しい寸法です(笑)

しかし次世代DVDやゲームだけに限った事ではありませんが、日本市場と北米市場の傾向の乖離に拍車が掛かっていますねぇ。プレイヤーと互換性のある光ディスクレコーダが北米では全く必要とされていないのが個人的には不思議です。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070913/rt041.htm