インタビュー(前編)との事ですが、色々と突っ込んで質問されています。私が聞きたかった内容も網羅しています。大きくは3つですね。

・H264エンコーダは何故1440×1080なのか
元々地上波デジタルの解像度が横1440なので効率を考えてエンコードは1440に、一部BSデジタルは横1920だが高画質を維持したいのならDR録画すれば良い、筋道の通った正論ですな。欲を言えば1920用のエンコーダを用意すれば良いのでしょうが、コスト的に無理があるのは素人の私でも判ります。AVCエンコードの今後の進化に期待したいところですね。パナ新製品のエンコードがどのような仕様で出てくるのかが興味あります。

個人的には、今まで一般ユーザに殆ど周知されていなかった「地上波デジタルは横1440」と言う事実がこのような形で出てくるとは思いませんでした。

・AVC録画データの編集制限はあるのか
私は編集は殆ど行わない人ですが、だからと言って「編集機能が無くても良い」とは思いません。AVC録画ソースに対しても従来どおりの編集が行えると言うのは悪くないですね。ソースによって「出来る・出来ない」事が増えてくると煩雑になってきますから。

・i.Link(TS)ダビングについて
相手機器との動作保障が取りづらい、搭載するからには保障したい。1年以上前からSony製品全体からi.Link(TS)を排除する方針なのは一般ユーザから見てもバレバレですので、最初から搭載する気は無いでしょうね。まぁ「今後も搭載しません」と言ってしまうと色々と反発も大きいでしょうから(笑)

私はi.Link(TS)が無いので基本的には見送る予定なんですが、ダビング10の仕様が確定して値段も落ち着いてきた頃に「BDZ-T50」を別途購入するかもしれません。何しろ安い店ならいきなり10万を切る価格が期待出来ますので、来年春辺りには相当魅力的な価格に落ち着いているかも知れません。

http://www.phileweb.com/news/d-av/200709/28/19498.html