偶然仕事が休みでしたし、梅田に用事が有ったので「ソニースタイルストア」に本日から展示されている「XEL-1」を見てきました。まぁ関東は幕張で「CEATEC JAPAN 2007」が開催されてますので羨ましいのですが、私はXEL-1を間近で見れただけでも満足かな。多分CEATECではじっくりと観察したりゆっくり操作することは難しいでしょうから。

実際に間近で見た「XEL-1」ですが、一目見ただけで有機ELパネルの美しさを体感出来ます。確かに現時点の液晶も進歩してきていますし、「一度有機EL見たら幻滅だよ」と言ったレベルではありません。しかし液晶も長い年月をかけて大型・高精細化され動画性能等の弱点も少しずつ改善されていった「熟成の結果」として今があるわけです。

熟成された製品と「これから」の製品を比較することにはそれ程意味がありませんし、「これから」の今ですら素晴らしい素性を見せてくれているのです。(と言いますかサイズ以外では液晶・プラズマを軽く凌駕している)今後が楽しみと言う言葉しか出てきません。

映像はとにかく「黒が美しい」です。冗談のようなコントラスト比は本当に液晶TVより1000倍高いのかと言うのはもはや判別不可能ではありますが、誰が見ても良さは判るはずです。バックライトが不要ですので薄くも出来ますし、逆にカラー液晶のバックライトありきの色調が不自然に感じてきます。

リモコンを使って少しだけ操作させてもらいました。Sony製品ではおなじみのXMBですが、PS3やPSPに慣れると若干重いかなと感じました。それでも説明してくれたお姉さんは「軽快でしょう」と言ってましたので、TV等のXMBはこの程度なのかも知れません。

展示品にはUSB端子に接続されたHDDに格納された映像(MPEG2)が再生されていました。GTHDコンセプトのHDムービーもありましたね。DLNAにも対応してるので色々な使い方が出来るでしょう。PS3より便利だなと思ったのは動画ファイルを次々と連続再生していたことです(笑)

口頭確認した内容としてはDVI⇒HDMIに変換してPCに接続した場合は、「保証外ですが動くかも知れませんね」との事でした。まぁ自己責任という奴ですね。

残念だったのは展示場所です。大阪は梅田のハービスと言う綺麗なビルの4階にあります。同じ梅田ならヨドバシカメラのエスカレータ前あたりで展示して欲しいと思いました。絶対に人目を惹きますしアピールになると思うんだけどなぁ。新しい記録フォーマットを採用した新機軸の機器ではなく、あくまでも小型「デジタルTV」ですから敷居は低いですしね。書斎用に欲しがるお父さんとかもいるのではないでしょうか。

ちなみに当初は大手量販店等での販売は無いとの事でしたので、Sony系列ショップでの販売になるのですかね。月1000台生産予定らしいですが、速攻で売切れそうな予感です。

公式
http://www.sony.jp/products/Consumer/oel/

Xel1_1 身近に設置されてます。
Zel1_2 本当に薄いのです。