私が有機ELテレビ「XEL-1」で興奮した状態で帰宅すると、今度はCEATECにて発表された「ブルーレイDIGA」の情報が掲載されてました。まぁこちらは噂どおりの発表ですので「待ち構えていた」訳なんです(笑)なんつっても購入予定ですから。

さて9月中旬にSonyが一足早くBlu-ray秋製品を発表して話題をさらいました。何度も書いていますが、私は最初のBlu-rayレコーダは絶対にiLINK(TS)ムーブ対応機でなくてはいけない為にSony製品は泣く泣く回避しなくてはいけない状態でした。「これで松下が明らかに見劣りする機種を出してきたらどうしよう」と少し心配だったのですが完全に杞憂に終わりました。しかも発売日は11月1日ですからSonyよりも発売日は1週間早いのです。

DMR-BW900 1TB 30万円前後
DMR-BW800 500GB 23万円前後
DMR-BW700 250GB 18万円前後
(値段は予想価格)

Sony製品との違いはこんな感じです
○横解像度最大1920対応のH264エンコーダ搭載
○H264ハイプロファイル対応
○DR録画した映像もHDD内エンコード可能
○i.LINK端子搭載
○DVDメディアにもHD映像を記録可(AVCREC)
○DVD-RAM対応
×データ放送はH264圧縮しても記録されるが再生できず
×DLNA非搭載
×若干値段が高い(予想価格差から)

注目のエンコーダ性能はスペックとしてはSonyよりも一段階上のレベルです。H264/AVCハイプロファイル対応(Sonyはメインプロファイル)で、尚且つ横解像度が最大1920対応(Sonyは1440)。尚且つ地デジのようにソースが1440の場合はその解像度でエンコードされるのですから死角がありません。エンコードが1基のみというのはSonyと同じですが、DR録画した番組を深夜等の時間を利用してエンコードする機能は「ここまでやるか」と感心させられました。

もう残された機能は「TSムーブイン時にH264エンコード」ぐらいでしょうか。ここまで実現したら神機確定ですが。

私はHDD容量にはそれ程拘りが無い(別途1Tレコーダを所有している為)ので、250GBのBW700でも悪くないのかなぁと思っていたのですが、BW700は1080p出力に対応していません。Blu-rayプレイヤーとして考えるならば明らかに力不足です。予想価格のようにBW700とBW800の間に本当に5万も差があるのなら割り切ってBW700という手もあるのですが・・・。ちなみにディスカウント店での販売価格は予想価格より3~4万ほど安くなりそうです。

さて、噂が現実になった「AVCREC」はメインの使用目的には使えないでしょうが、安くなったDVD-Rが使えるのは魅力的です。後はPS3が再生対応してくるかどうかですね、カムコーダのAVCHDには既に対応しているので後はSonyが「対応する気があるか」どうかだけでしょう。まぁ繋ぎではありますが、ライバル?の「HD Rec」に先行して発売する意味も大きいです。これで実質的に東芝のHD DVDレコーダがBlu-rayレコーダに勝っている部分が何一つ無くなった訳です。

しかしSonyはまだ良いとして、シャープのBlu-rayモデルの存在価値が・・・。

Phileweb
http://www.phileweb.com/news/d-av/200710/02/19516.html

インプレス
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071002/pana1.htm

公式
http://panasonic.jp/diga/products/bw900_bw800_bw700/index.html